クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • LIFE
  • 「ルート66」の終着点サンタモニカで巨大ロブスターを食べよう! 映画好きにはたまらないオススメスポットとは?【ルート66カリフォルニア旅_06】
LIFE
share:
「ルート66」の終着点サンタモニカで巨大ロブスターを食べよう! 映画好きにはたまらないオススメスポットとは?【ルート66カリフォルニア旅_06】

「ルート66」の終着点サンタモニカで巨大ロブスターを食べよう! 映画好きにはたまらないオススメスポットとは?【ルート66カリフォルニア旅_06】

投稿日:

TEXT: 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)

  • サンタモニカのリンカーン・ブールバードとオリンピック・ブールバードの交差点が、正式なルート66の終点。道の反対側には「BEGIN」の標識がある
  • ルート66終着点の交差点には、メルズ・ドライブインというダイナーがある
  • メルズ・ドライブインの入り口にもルート66終着点のアピール
  • 古き良きアメリカの雰囲気を漂わせるダイナーだ
  • 名物のルート66バーガーは、たっぷりのフライドオニオンとレタスでビーフパテを挟んだ、ボリューミーな一品
  • アネンバーグ・コミュニティ・ビーチハウスにあるマリオン・デイヴィス・ゲストハウス
  • 新聞王、ウィリハム・ハーストが女優マリオン・デイヴィスのために1929年に建てたものだ
  • 当時としては珍しかった女性建築家のジュリア・モーガンによる設計となっている
  • 約100年前のセレブたちのライフスタイルを偲ぶことができる
  • 1909年にできたサンタモニカ・ピアはカリフォルニア屈指の観光名所
  • サンタモニカ・ピアにある「End of the Trail」の標識は、じつは正式なものではなく観光用
  • ルート66グッズのお土産も豊富に売られている
  • 「ジャパドッグ」なる日本風(?)ホットドッグの屋台。たこ焼きも売られている
  • 映画『フォレスト・ガンプ』をテーマにしたシーフード・レストラン、ババ・ガンプ・シュリンプ
  • 劇中でフォレスト・ガンプが座っていたベンチも再現されている
  • サンタモニカ・ピアにはパシフィックパークという遊園地も併設されている
  • ルート66をイメージした、ウェスト・コースター
  • 映画『スティング』にも出てきたクラシックなメリーゴーランド
  • 西海岸のサーフカルチャーやライフガードの歴史を物語る展示も
  • ピアの入り口にある老舗レストラン、ザ・ロブスター
  • 1923年創業の老舗で、1985年に一度閉店するも1999年に復活を遂げ、2019年からはミシュランプレートに選出されている名店だ
  • 前菜として西海岸と東海岸の牡蠣を食べ比べ
  • 想像を絶する巨大なロブスターがサーブされた。最後まで美味しくいただいた
  • ピアの近くにあるChez Jayは1953年創業のステーキハウス
  • クラシックな店内で軽くお酒を飲むのも楽しいだろう
  • ピアから1kmほどの距離にあるフェアモント・ミラマー・ホテル&バンガローズ
  • 緑に囲まれたバンガロー
  • 広く快適な部屋で落ち着いた夜を過ごすことができた
  • 屋外のテラスも適度にプライバシーが保たれていた
  • サンタモニカ・ビーチのビジターセンター(右)と、その向かいにある老舗のジョージアン・ホテル(左)
  • ジョージアン・ホテル1階の名門レストラン、シエラで伝統的なブレックファストをいただいた
  • ベーコンはカリカリを極めて鰹節のような硬さだ
  • 他のメンバーが頼んでいたブリトー。ボリュームたっぷり
  • サンタモニカ・ミュージックセンターという地元の楽器店に立ち寄った
  • 地元のミュージシャンたちに愛されている楽器店
  • 1時間ほど簡易なギターレッスンを体験し、「Eマイナー」を習得した
  • ランチはフェアモント・ミラマー・ホテル&バンガローズに戻り、ターキー・ラップを。あっさりしているけれど、やはりボリューミーだった
  • ロサンゼルス国際空港へ向かい帰路につく
  • LAX近くのIn-N-Outバーガーの前は、飛行機を撮影する絶好のスポット
  • サンタモニカのルート66終着地点には「メルズ・ドライブイン」というダイナーがある
  • 1909年にできたサンタモニカ・ピアは遊園地も併設された人気の観光スポット
  • ロサンゼルスからほど近いサンタモニカ・ビーチは人気の観光地
  • サンタモニカ・ピアにある「End of the Trail」の標識は、じつは正式なものではなく観光用

シカゴから3755キロに及ぶルート66の西の端、サンタモニカへ

「アメリカの母なる道」と呼ばれる「ルート66」が2026年で100周年を迎えます。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手を応援しにカリフォルニアを訪れる日本人が多い今、そこからちょっと足を延ばせば満喫できる、ルート66ゆかりのスポットをご紹介。西の終着点であるサンタモニカは、ロサンゼルスから近いビーチ・リゾートとしても人気の土地で、一番手軽にルート66のカルチャーを楽しめます。

本当の「ルート66の終点」はどこ……?

1926年に制定されたアメリカの国道66号線「ルート66」は、イリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカまで東西2347マイル(3755km)にわたる大動脈として、かつて憧れの西海岸を目指して無数の人々が通った道。一度は廃線となりながらも多くの人々の努力によって復活を遂げ、今なおアメリカン・カルチャーを象徴する歴史的な街道として愛されている。

西の終点サンタモニカは、ロサンゼルス中心部からもロサンゼルス国際空港からもクルマで約30分。渋滞していなければもっと早く着く近場であり、ビーチ・リゾートとしても人気の町だ。カリフォルニアを訪れたら、せめてサンタモニカだけでも立ち寄っておけば、ルート66の雰囲気を味わうことができるだろう。

本記事の冒頭に掲げた「End of the Trail」の標識は「サンタモニカ・ピア(桟橋)」に立っている名物フォトスポットだが、じつは観光用のものであり、本当のルート66の終着点は別の場所にある。

ピアから2ブロックほど北東の、リンカーン・ブールバードとオリンピック・ブールバードの交差点が正式なルート66の終点となっていて、「HISTORIC ROUTE 66」の下に「END」と書かれた、こじんまりとした標識がある。

この交差点には「メルズ・ドライブイン」というダイナーがあるので、そこに寄って駐車して食事をしたうえで安全に撮影するのがお勧め。このメルズは、1973年の映画『アメリカン・グラフィティ』の舞台になった実在のサンフランシスコのダイナーの支店で、店内は古き良きアメリカの雰囲気満点。名物「ルート66バーガー」はたっぷりのフライドオニオンとレタスでビーフパテを挟んだ、ボリューミーな一品となっている。

サンタモニカ・ピアは歴史あふれる観光名所

1909年にできたサンタモニカ・ピアはカリフォルニア屈指の観光名所としてにぎわっていて、先述の通り正式なものではないが「End of the Trail」の標識はどう撮影してもフォトジェニックだし、桟橋をさらに先に進んでも雰囲気のいい写真が撮れる。

併設されている小さな遊園地「パシフィックパーク」にはルート66をイメージしたジェットコースター「ウェスト・コースター」をはじめ12の乗り物があり、観覧車からはサンタモニカ・ピアを一望できて、まさに絶景。

なにより、木製のクラシックなメリーゴーランドは1973年の映画『スティング』にも出てきたもので、今も現役で稼働していて乗ることができるのだ。メリーゴーランドの脇には、西海岸のサーフカルチャーやライフガードの歴史を物語る展示もされていて興味深かった。

歴史や映画が好きな向きには、近くの「アネンバーグ・コミュニティ・ビーチハウス」もお勧めしたい。ここには、1941年の映画『市民ケーン』のモデルとなった新聞王、ウィリハム・ハーストが女優マリオン・デイヴィスのために建てた、「マリオン・デイヴィス・ゲストハウス」が残っている。1929年に完成したこの建物は当時としては珍しかった女性建築家のジュリア・モーガンによる設計で、約100年前のセレブたちのライフスタイルを偲ぶことができるのだ。

12
すべて表示

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS