NAのエンジンフィールを楽しむWRブルーのBRZ
箱根ターンパイクを上りきった大観山展望台にある駐車場には、数多くの86とBRZが集まっていました。今回は王道であるWRブルーをまとったスバル「BRZ STI スポーツ」をピックアップ。オーナーにカスタムのポイントを聞いてみました。
スバルオンリーのWRブルーが目立つ1台
3月20日に箱根ターンパイクの駐車場で開催された86、GR86、BRZのオフ会では、車種ごとに並べられていた。そのなかでもSUBARU BRZが並ぶエリアでひときわ目立っていたのがSTIのパーツをフル装着したWRブルーのBRZ。
WRブルーはBRZオンリーのボディカラーということもあって、こうしたイベントでも遠くからひと目でわかり、GR86にはない雰囲気を醸し出している。しかも非常に綺麗なのだ。オーナーの“DAIさん”にお話をうかがってみた。
「2024年式のBRZ STI スポーツで、新車で購入しました。このクルマの前にはインプレッサや先代のBRZにも乗っていました。やはりBRZは楽しかったので……再びBRZに乗ることにしました」
STIエアロをフル装備した贅沢な1台
現行BRZのトップグレードであるSTI スポーツは、専用チューニングのダンパー、赤いアクセントの入った本革シート、専用ホイールなどを標準装備。オプションでブレンボ製のブレーキが設定されるなど、GR86でいうとRZ+α相当のグレードとなる。
これに“DAIさん”は、オプションのSTI製フロントアンダースポイラー、フェンダーガーニッシュ、サイドスポイラー、リアサイドスポイラー、ドライカーボンリアウイングをふんだんに装着し、メーカーオプションのブレンボ製ブレーキもチョイス。
現状考えうる限りの贅沢な仕様となっている。早朝の箱根は雪が残っていたため、取材当日は純正の18インチホイールにスタッドレスを装着していたが、夏用にもう1セットRAYSのグラムライツを所有。これを履き分けているそうだ。
吸排気系のチューニングでNAのまま走って楽しい
サスペンションはHKSのハイパーマックス。じつは以前乗っていた先代BRZに装着していて気に入っていたため、今回カンサイサービスでオーバーホール&リセッティングして再装着している。また運転席のレカロ・バケットシートも以前所有していたBRZから受け継いだパーツとなっている。
ちなみにステアリングはMOMOを装着するために、ステアリングスイッチは社外のスイッチパネルを装着することで、基本的な操作はすべてできるようになっているそうだ。
エンジンはSymsのインテーク、HKSのエキマニとマフラーを装着して、エクテックでECUチューニングを施しているそうだ。またエンジンルームはアライモータースポーツのカーボンブレースと、PROVAのモーションコントロールビームを装着。エンジン本体には手を入れていないものの、気持ちよいフィーリングを手に入れたそうだ。
























































