将来は自分のお店を持つことが夢
“しゅー”さんの父親はクルマ好きではあったが、家族ができてから趣味グルマを所有して楽しんだ経験はなかった。しかし、クルマ好きに成長したご子息のおかげで念願の旧車生活をスタート。しかも、その自慢の息子は、専門学校を卒業して整備士として働き始めている。つまり、父からすれば、旧車とそれを面倒見てくれるメカニックの両方を、一気に手に入れたことになるのだ。
「香川県にホンダの軽自動車が得意な専門店があるので、プライベートなクルマに関してはそこでいろいろと教えてもらっています。自分のためにも、父の専属整備士としても、しっかりと知識と技術を学びたいです」
“しゅー”さんはU-550旧軽自動車ミーティングの参加に合わせて、DIYでエンジンのオーバーホールを敢行。必死に仕上げて、なんとかイベント日までに完成させたのだった。

「息子のおかげで私も念願の旧車オーナーになれました。我が家には360ccの軽自動車が4台もあるけど、奥さんも理解してくれているのが嬉しいです」
そう喜ぶ父親の姿を見ていると、クルマ好きとしては羨ましい親孝行の姿である。将来的には、独立して自分の店を構えたいと話していた“しゅー”さん。そのころまでにはきっとホンダの旧軽自動車のエキスパートになっていることだろう。
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