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ドリフト競技FDJ2がMID RACINGのホイールでワンメイク化! 参加車の安全と性能を確保される

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TEXT: 長谷川実路(Hasegawa Miro)  PHOTO: MID RACING

  • MID RACING R06
  • MID RACING R07
  • MID RACING R26
  • MID RACING R25
  • MID RACING TR50
  • さまざまなバリエーションのオリジナルステッカーが付属される
  • 今年はA90スープラから2JZ換装のZN6に乗り換えて参戦する小林選手は、MID RACING R26をチョイスしている
  • MID RACING R06は、スポーツカーにジャストフィットする6本スポークを採用する

ホイールの統一で参加車両の性能と安全面を確保

ドリフト競技の世界最高峰である北米フィーミュラドリフトに端を発し、その日本シリーズとして開催されているフォーミュラドリフトジャパン(以下、FDJ)。FDJの2部カテゴリであるFDJ2では、これまで参戦コストの低減および、ドライビングスキルを重視するために車両のイコールコンディション化を図る抜本的な方策が採用されてきました。2022年にアドバンネオバAD09を使用するタイヤ・ワンメイクルールが導入されると、2025年には、MIDレーシングの5銘柄に限定するホイール・ワンメイクルールの施行が始まったのです。(先出:XaCAR 86&BRZ magazine Vol.048)

MID RACINGがワンメイクホイールとなったFDJ2競技

ホイールワンメイクはチーム参戦コストを低減する目的もあり、FDJ2のシリーズ参戦に際してMIDは6本の無償提供を含む、スカラシップ価格でのホイール販売制度を実施。スポンサードの規模が比較的小さい2部カテゴリーの選手にとっては、魅力的なサポート体制だ。選べるホイールは王道スポーティスポークのR06に始まり、ディープコンケイブのR07、細身のシルエットが美しいR25、レーシーな2×5スポークのR26、ネオクラシックな星型を採用するTR50と個性豊かなバリエーション。また、ホイールの供給後にはチームによる再塗装も自由となり、カタログでは見られない唯一無二の個性をアピールしている車両も存在する。

観客にタイヤの回転状況をアピールするスポークステッカーがアクセントになる

タイヤやホイールをワンメイクにする狙いは、バネ下重量の均一化、それにホイール同士が接触することもある追走時の安全性の担保や、エアボリュームを下げた際のビード落ちリスクのコントロールを全車両に対して行うことなどがある。これらは信頼できるメーカーのホイールに統一することで、性能・安全面のどちらの側面からもメリットが見込まれた。

FDJ2が開幕すると、とくにチームから人気を集めていたのがスポーティなワイドスポークを採用したR06を中心としたモデルだ。それはドリフト車両らしい定番を求めてのことももちろんだが、タイヤの回転状況(どれほど派手に後輪を回転させ、フロントホイールの回転数の違い)を観客にアピールする競技ならではの、スポークステッカーがアクセントとなる役割もあってのことだろう。10代を含む若年ドライバーの活躍が目立つFDJ2。シリーズを勝ち抜くのはMIDのどのホイールを選んだチームなのか、そんな目線からの観戦も楽しみなシリーズとなっている。

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