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両毛最大規模のお祭りで初開催した「クラシックカー in 桐生八木節まつり」が大盛況!

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

  • 最前列に展示されたスバル360とウーズレー1500は、車内への乗り込みも可能。多くの来場者が記念撮影を楽しむなど、クラシックカーと気軽にふれあえるひとときとなった
  • 警察の誘導に従い、錦町通りへと搬入される「クラシックカー in 桐生八木沢節まつり」の参加車両たち
  • 展示車両が錦町通りに入場した後は、実行委員会メンバーが手押しで位置の微調整を実施。写真は、珍しいオランダ製のダフ44
  • 錦町通りにある喫茶店「POPO」の前に展示されたマツダ・コスモスポーツは、実行委員長・小山氏の伯母が新車当時に所有していたという1台。当時の情景を再現するように並べられた
  • 最前列に展示されたスバル360とウーズレー1500は、車内への乗り込みも可能。多くの来場者が記念撮影を楽しむなど、クラシックカーと気軽にふれあえるひとときとなった
  • 最前列に展示されたスバル360とウーズレー1500は、車内への乗り込みも可能。多くの来場者が記念撮影を楽しむなど、クラシックカーと気軽にふれあえるひとときとなった
  • 地域最大級の夏まつりに新たな魅力を添えるコンテンツとして初開催された「クラシックカー in 桐生八木沢節まつり」。国内外の名車たちが、風情ある錦町通りにずらりと並んだ
  • 地域最大級の夏まつりに新たな魅力を添えるコンテンツとして初開催された「クラシックカー in 桐生八木沢節まつり」。国内外の名車たちが、風情ある錦町通りにずらりと並んだ
  • 地域最大級の夏まつりに新たな魅力を添えるコンテンツとして初開催された「クラシックカー in 桐生八木沢節まつり」。国内外の名車たちが、風情ある錦町通りにずらりと並んだ
  • 地域最大級の夏まつりに新たな魅力を添えるコンテンツとして初開催された「クラシックカー in 桐生八木沢節まつり」。国内外の名車たちが、風情ある錦町通りにずらりと並んだ
  • 日が落ちると櫓の提灯に灯りが入り、さらにお祭りの雰囲気が高まっていく。桐生音頭とクラシックカーの、幻想的な共演がはじまった
  • 日が落ちると櫓の提灯に灯りが入り、さらにお祭りの雰囲気が高まっていく。桐生音頭とクラシックカーの、幻想的な共演がはじまった
  • 会場となった錦町櫓前で迎えた「クラシックカー in 桐生八木沢節まつり」のフィナーレ。八木沢節にあわせて踊る人々の背景には、地元が誇る名車・スバル360が映えていた
  • 昭和16年から昭和33年に十字路へと整備されるまでは、ヨーロッパで一般的な交差点「ラウンドアバウト」だった錦町十字路。その周辺から市街地にかけて、約20台の国内外クラシックカーが展示された
  • 最前列に展示されたスバル360とウーズレー1500は、車内への乗り込みも可能。多くの来場者が記念撮影を楽しむなど、クラシックカーと気軽にふれあえるひとときとなった

両毛地域最大の夏祭り「桐生八木節まつり」

群馬県桐生市で毎年8月の第1金曜日から3日間にわたって開催される「桐生八木節まつり」は、両毛地域の伝統民謡・八木節の名を冠した、地域最大規模の夏祭りです。今年は、新たな試みとして「クラシックカー in 桐生八木節まつり」が初開催され、錦町通りを舞台に、国内外の名車が来場者を魅了しました。触れて、座って、記念撮影もできる“体験型クラシックカー展示”は大好評。車好きはもちろん、家族連れや観光客のにも笑顔が広がりました。

新たなコンテンツ「クラシックカー展示」が初開催

「桐生八木節まつり」の起源は天正19年(1591年)の牛頭天王社の祭礼である桐生祇園祭とされ、現在では各町自慢の屋台や関東最大級の鉾の巡行、曳き違いといった伝統的なものから、八木節踊り、子ども神輿、ジャンボパレードなどの催しが行われている。両毛地域最大規模の夏祭りとして、毎年50万人を超える来場者で賑わっている。

過去にはブルーインパルスの展示飛行が行われたり、コロナ禍で中止となった年にはプロモーション映像の公開や写真展、八木節動画のリレー投稿など、オンラインで祭りの熱気を再現するなど新たな試みを重ねてきている。

そんななか、2025年は新たなコンテンツとして「クラシックカー in 桐生八木節まつり」が初開催された。

桐生市内中心部の本町通り、末広通り、錦町通りは祭り期間中、交通規制により車両の進入が制限される。そのうちのひとつ、錦町一丁目交差点から続く錦町通りがクラシックカーたちの展示会場となった。

トヨタ「スポーツ800」、ホンダ「S600」、日産「チェリー」、ジャガー「Eタイプ」、フィアット アバルト「695SS」など、国内外の希少なクラシックカー約20台が錦町通りに並んだ。

希少なクラシックカーを見て、座って、写真も撮れる! 

そんな初の試みとなった個性豊かなクラシックカーたちの展示では、地元・群馬が誇る名車スバル360と、イギリスのウーズレー1500が「触って座れる車両」として自由開放された。シートに座って記念写真を撮ったり、エンジンルームを覗き込んだりと、世代を超えて楽しめるエリアに訪れた人々は喜んでいた。

今回、「触って座れる車両」を提供していたのは桐生市では地域の賑わい創出と自動車文化の発信を目的に、毎年群馬大学理工学部桐生キャンパスを会場として開催されるイベント「クラシックカーフェスティバル in 桐生」を主催するスタッフたちだ。2006年に始まり、毎年2万人近い来場者を集める「クラシックカーイン桐生」は、2025年度も11月2日(日)に開催を予定している。

今回、初開催ながら大盛況のうちに幕を閉じた「クラシックカー in 桐生八木節まつり」。2026年の開催も、今から待ち遠しい。

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