D1グランプリとのコラボでオリジナルシートを開発・提供
3つめは、ドリフト競技「D1グランプリ」とのコラボシート「ZETA Ⅳ D1 Limited Edition」である。フルバケットシートの定番「ZETA Ⅳ」をベースに、ブラック地の左右ショルダー部に太めのホワイトレザーをあしらったインパクトあるデザインで、派手なアクションが魅力のドリフト競技を想起させる。ロゴやステッチにはD1のキービジュアルカラーであるオレンジを用い、ドリフト好きには気になる逸品に仕上がった。D1とBRIDEの両オフィシャルサイト、全国のBRIDE販売店から購入が可能だ。
続いては「XERO CS Plus」と「XERO VS Plus」。FIAの各カテゴリー規格をクリアし、公道でも使用可能な最新のレース用シートである。従来のXERO CS(中型ヘッドガード仕様)とXERO VS(小型ヘッドガード仕様)の進化版で、デザイン自体に大きな変更はないが、シェル半分を覆うハーフカバータイプとすることで、裏にBRIDEの刺繍が入り、車検対応となった。さらに表皮のショルダー部は引っかき傷に強いラムースに、キルティング部は柔軟性の高い素材に変更。これにより凹凸の立体感が強調され、シェル部分へのフィット感も向上。ビジュアル・機能面ともに進化した仕様である。
幅広いラインアップとカラー・素材展開で来場者を魅了
最後に紹介するのはストリート最強のセミバケットシート「GAIAS III REIMS」である。GAIAS IIIを車検適合させるためのフルカバータイプで、フルバケットシート「STRADIA III REIMS」の発売以降、GAIAS版への要望が殺到したことから発売が決定した。ファンの声から誕生したといっても過言ではない。アクセントカラーはブルー/レッド/ブラックの3色展開。フルカバー仕様により刺繍が入り、ビジュアル面もアップ。REIMSシリーズが今後の主力となることは間違いないだろう。
そのほか、旧車フリークに人気を誇った「HISTRIX」の車検対応版「HISTONI(ヒストニー)」や、汚れが付きにくいシリコーン素材を採用し、インテリアガードというコーティングを施した純白のシート「edirb 161SC/162SC」なども展示。幅広いバリエーション展開で来場者の心を掴んだ。ちなみに今回のイベントで出展されたシートはなんと44脚。過去最大数であり、来場者にとってBRIDEの魅力に触れる絶好の機会となった。








































