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日本車初のル・マン優勝車マツダ「787B」が走った!「MAZDA FAN FESTA 2025」に2万人のファン集結

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TEXT: 石田 徹(ISHIDA Toru)  PHOTO: 石田 徹(ISHIDA Toru)/MFF

46社のパーツメーカーやショップが出展するなど見どころ満載

次に、グランドスタンド裏・イベント広場の模様も紹介する。ステージではまず、話題のMAZDA SPIRIT RACING ROADSTERの詳細が発表された。現行ND型のソフトトップで初めて2Lエンジンを搭載した標準車は、526万5700円で先着2200台限定である。

さらに200psまでチューンアップされた12Rの価格は761万2000円。12Rはわずか200台限定のため、商談予約に向けての応募要項も会場で初めて明らかにされた。この詳細発表を目当てに来場したファンも多く、会場は大いに盛り上がった。さらにステージでは古沢巌さんのバイオリン演奏や、恒例の寺田陽次郎さんのトークイベントも行われた。

パドックでは大きく3つのグループに分かれてのブース出展が展開された。第1に、全国各地のマツダグループのエリアではスタンプラリーも企画された。それぞれに工夫を凝らした体験やチャレンジを実施し、行列のできるブースも続出した。

もっとも大きな第2エリアは、全国各地からマツダ関連アイテムを扱う46社にのぼるパーツメーカーやショップが集結。デモカーの展示をはじめ、イベントならではのバーゲンセールも行われた。第3エリアは、メディア対抗レースのチームのパドックがあり、雑誌やグッズを販売する出版各社がブース展開する「メディア広場」となっている。本サイト既報の「OKISHUプロジェクト」も同エリアに出展した。

さらにピットビルでは、マツダのクルマづくりに関係する体験コンテンツが合計53カ所で用意された。お子様でも楽しめるペーパークラフト&缶バッジ制作に加え、研究開発の最先端に触れられるようなマニアックなメニューも用意されていた。事前予約で満員御礼となったものもあったが、なかには当日のWEB抽選で当たった幸運来場者もいるなど、とにかく笑顔のあふれる2日間となった。

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