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WO9に付いた1億9681万は RUF「RCT Evo」が最高のサラブレッドの証明!

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: 2026 Courtesy of RM Sotheby's  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

2020年にCFRP製のワイドボディへ施工!
6速425psで322km/h発揮のRUF RCT

先日開催されたRMサザビーズのアリゾナ オークションに出品されたRUF RCTは、1994年に製作されたモデルだが、その後2020年に一度RUFへと送り返され、完全なレストアとともにさらなるアップグレードが施されたものだ。

オリジナルのスチール製ボディは、このアップグレード時に軽量なCFRP製に改められ、それまでナロータイプだったリアフェンダーもワイドタイプに変更されている。

リアのエンジンも強化され、タイプ964の後継車であるタイプ993由来の改良型シリンダーヘッドや可変吸気システム(バリオラム)などを採用。425psの最高出力を発揮するとともに、ミッションも6速MTにグレードアップされた。エアロダイナミクスがより洗練されたこともあり、最高速は322km/hを記録している。

RCT Evoは日常使いに最も適したRUFモデル!?1億9681万円は最高のサラブレッドWO9の証!!

いわゆるRCTのEvo仕様ともいえるこのモデルは、フォレストグリーンメタリックに美しくペイントされ、インテリアはダイヤモンドキルト パターンのブラウンレザーにグリーンのコントラストステッチを施し、さらに高級なベージュのカーペットが装備されている。現在までの走行距離はわずかに1600マイル(約2560km)未満。RUFを率いるアロイス ルーフ ジュニア自身は、このRCTを日常的な使用にもっとも適した1台であると語る。

RMサザビーズでは120万ドル〜150万ドル(邦貨換算1億8840万円〜2億3550万円)というエスティメート(想定落札価格)を掲げた。実際には、124万2500ドル(邦貨換算約2億4220万円)という落札価格は、そもそも生産台数が少ないRUF車が持つ価値、そして彼らが保証する性能と品質の高さを考えれば、コレクターズアイテムとして妥当な金額といえるのかもしれない。これからもRUFが生み出した「WO9」モデルには、世界から熱い視線が集まることは間違いないのだろう。というのも世界中のファンやコレクターの間で「WO9」というプレフィックスが特別なのは、それが単なる「ポルシェの改造車(チューニングカー)」ではなく「RUFという名の最高のサラブレッド」である証だからです。

※為替レートは1ドル=157円(2026年3月7日時点)で換算

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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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