燃費19km/L! 小さなガチ四駆アベンジャー
ジープ最小のコンパクトSUVに、待望の四輪駆動モデル「アベンジャー 4xe」が追加されました。ブランド初となる48VハイブリッドAWDを搭載し、19.0km/Lの低燃費を誇りながら、水深40cmの渡河性能を持つ本格オフローダーです。都会からアウトドアまでこなす、大注目モデルの詳細に迫ります。
ジープ初のハイブリッドAWD! 価格は499万円から
ステランティス ジャパンは、日本市場でジープブランド初となる四輪駆動ハイブリッドモデル「Jeep Avenger 4xe Hybrid(ジープ アベンジャー 4xe ハイブリッド)」を全国の正規ディーラーで発売開始した。車両本体価格は499万円。
アベンジャーは、扱いやすいサイズにジープらしいデザインと機能性を凝縮したコンパクトSUV。今回登場のモデルは、高効率なハイブリッドシステムとジープ伝統の四輪駆動性能を組み合わせ、日常走行の快適性と本格的なオフロード性能を両立している。
エクステリアは、ジープを象徴する7スロットグリルや台形ホイールアーチを採用。フェンダーは張り出しのある造形とし、外周360度のクラッディングを装備することでボディ保護とワイルドな印象を両立。さらに、ジェリー缶のデザインから着想を得たX形状のLEDリアライトを中心に、「X-camo」と呼ばれるカモフラージュデザインを各所に配置し、アベンジャー シリーズの新しいデザインシグネチャーとしている。
都会派SUVでも中身は本格派! 水深40cmも渡れる悪路走破性
4xe ハイブリッドは、オフロード性能を意識した専用装備も採用。フロントバンパーは専用デザインとなり、アプローチアングルをBEV(電気自動車)モデル比で2度拡大。フロントフェイシア下部には傷が目立ちにくいモールドインカラー素材を採用。フォグランプはより高い位置に外側に配置され、夜間の視認性を向上させている。さらにルーフレールやリア牽引フック、オールシーズンタイヤを標準装備し、アウトドアでの実用性を高めた。フロントバンパー下部には渡河性能400mmを示すジープダックのマーキングも施され、ブランドらしい遊び心を表現している。
インテリアはDesign to Function(機能性あってのデザイン)をテーマに設計。10.25インチのフルカラーマルチビューディスプレイと、10.25インチのタッチパネルモニターを搭載し、視認性と操作性を高めた。ダッシュボード下部やセンターコンソールなどに合計約26Lの収納スペースを確保。シートには撥水加工ファブリックを採用し、泥や水濡れにも対応する耐久性を備える。

小さなモーターで1900Nm!を生み出すガチ四駆の秘密
パワートレインは、1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンに始動用および前輪駆動用モーター、さらにリアアクスルに後輪駆動モーターを組み合わせた48VハイブリッドAWDシステムを採用。フロントモーターは15.6kW、リアモーターは21kWで、システム合計最高出力は145ps。トランスミッションは6速デュアルクラッチATを組み合わせ、燃費は19.0km/L(WLTCモード)をマーク。
電動AWDシステムは速度域に応じて前後駆動力を自動制御。AUTOモードでは0~約30km/hで前輪モーター走行、約30~90km/hでオンデマンドAWD、約90km/h以上では前輪駆動となる。SNOWやSAND/MUDモードでは0~約30km/hでフルタイムAWDとなり、悪路走破性を高める。
特筆すべきは、リア側モーターが減速比22.7:1のリデューサー(減速機)を介し、じつに1900Nm相当もの巨大なホイールトルクを発生させることだ。このシステムは、本格クロカン車が持つ4L(極低速ギア)に匹敵する。つまり、小さなモーターでも岩場や急勾配をグイグイと登り切ることができる、まさにジープならではの「ガチすぎる四駆システム」なのだ。さらにリアサスペンションには、4xe ハイブリッド専用のマルチリンク式を採用。悪路での走破性向上に加え、オンロードでのコーナリングや高速走行でも快適な乗り心地を実現している。
限定100台の「ローンチエディション」も設定!
安全装備としては、STOP&GO機能付きアダプティブクルーズコントロールをはじめ、車線維持を支援する機能や衝突被害軽減ブレーキなどを標準装備。ハンズフリーパワーリフトゲートも搭載。ボディカラーは新色のコンクリートを含む全4色を設定。サンルーフと18インチアルミホイールを装備するスタイルパック仕様(517万円)も用意される。
また、日本での電動四輪駆動モデル登場を記念した100台限定のJeep Avenger 4xe Hybrid Launch Edition(ローンチエディション)も設定。価格は509万円(税込)で、専用フードデカールやグリーンアクセント、ブラックペイントルーフを採用した特別仕様となる。

【AMWノミカタ】
これまでBEVモデルしかなかったアベンジャーに、待望のハイブリッドモデルが追加された。「レネゲード」が全長4255mmであるのに対し、アベンジャーは4120mmと、ジープのラインアップのなかでもっともコンパクトなモデルだ。スタイリングに関しても、本格オフローダー然としたレネゲードに対し、アベンジャーは都会的なコンパクトSUVの雰囲気を持つ。
しかし中身はかなり本格的で、アプローチアングルはBEVモデルに対して2度拡大して22度、デパーチャーアングルは35度、最低地上高は210mmで渡河性能は最大400mm。さらに最大登坂能力も40%と、日常的に想定しうる路面は軽々と走破できる実力を持つ。しかも四駆でありながら19.0km/Lの燃費性能を誇る。スタイリッシュでコンパクトなボディに、ジープに期待されるすべての要求を詰め込んだモデルだ。





















































































