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就職と同時にトヨタ「86」を手に入れた彼女! 通勤で使うのにレーシー仕様にカスタムした理由とは?

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

  • トヨタ 86:好きなパーツを選びながら、車検対応をテーマにカスタムが進められている
  • トヨタ 86:ボディカラーは純正の限定カラー「ソーラーオレンジ」
  • トヨタ 86:車高はテイン製車高調で調整している
  • トヨタ 86:ヴォルテックスのGTウィング タイプ7は両端をカットして車検対応の幅に収めている
  • トヨタ 86:GTウィングの裏にはREDSUNSの文字が刻まれている
  • トヨタ 86:ホイールはワーク エモーション T5Rにステッカーを追加、タイヤはトーヨータイヤのプロクセス スポーツ(225/40R18)
  • トヨタ 86:海外から輸入したヴィジュアルオートパーツのウィンドウベント
  • トヨタ 86:マフラーはレヴォリューションのTiコンポジットチャンバーマフラー
  • トヨタ 86:ステアリングはモモに変更されている
  • トヨタ 86:オートゲージ製の3連メーターもセットされている
  • トヨタ 86:シートはレカロ RMSに変更されている
  • トヨタ 86:リアウィンドウにはルーバーがセットされている
  • トヨタ 86:2017年式「86 GT リミテッド」とオーナーのくらげさん

スポーツカーへの憧れから通勤車でも車検対応の範囲で攻め続ける、高橋涼介リスペクトの86カスタム

頭文字Dをきっかけにスポーツカーへの憧れを抱き、社会人1年目に2017年式トヨタ「86 GT リミテッド」を通勤車として購入したくらげさん。車検対応の範囲でヴォルテックスのGTウィングやテイン製車高調を装着し、スーパーの駐車場でも「いつもいいなって思っちゃう」と語る愛車には、頭文字Dの高橋涼介へのリスペクトが随所に込められています。

社会人1年目に「通勤の足」と「カスタム」の両方を叶えた2017年式86 GT リミテッドのレーシー仕上げ

オーナーのくらげさんがトヨタ「86」を選んだのは、スポーツカーへの憧れと就職に伴う通勤車の必要性が重なったためだ。就職前という状況から維持費も考慮し、比較的新しい後期モデルである2017年式「86 GT リミテッド」をセレクト。「今まであんまりこれって言ってお金を使ってこなかったのもあって、自分の好きなように一回作ってみたい」ということで、カスタムベースとしての意味合いもあったという。

「頭文字Dが元々好きで、そこからスーパー GTも時々見に行っていたので、見た目もレーシー寄りにしてます。でも通勤で使うのであんまり低すぎず、車検対応範囲内で合法の中で楽しむっていうのが私の中ではテーマになってます。パワーがないとか言われますけど、街乗りする分には全然申し分ないし、やっぱりもう見た目が好きで、スーパーとかで買い物が終わって戻ってきて自分のクルマを見ると、いつもいいなって思っちゃいますね」

テイン製車高調とヴォルテックスGTウィング&ワーク エモーションT5Rで固めた「お気に入りカスタム」仕様

購入時点ではリップやルーバー、車高調がすでにセットされていた。不具合があった車高調はテイン製に変更し、ヴォルテックスのGTウィング、SARDのサイドスカートなどのエアロパーツをセット。さらにビジュアルオートワークスのウィンドウベント(ドアガラスの上端に挟み込む換気用パーツ)、レボリューションのTiコンポジットチャンバーマフラー、シートはレカロ RMS、3連メーター、モモのステアリング、ホイールはワーク エモーション T5R、タイヤはスポーツ性とウェット性能を考慮してトーヨータイヤのプロクセス スポーツをセレクトしている。

「足回りはキャンバー2度半くらいで、片減りしない範囲でショップさんにやってもらって、車高調で車高を調整しています。GTウィングはちょっと大きかったので両端を切って車検対応の幅にして、裏側に『レッドサンズ』と入れて、ステアリングも高橋涼介が付けていたであろうモモのステアリングに換えて、イベントではダミーの群馬ナンバーをつけているんです。あと、ワークのホイールとサイドステップは、オーダーしたステッカーを貼ってちょっと目立たせています」。

車両はトヨタ86だが、いわゆる藤原豆腐店仕様ではなく、一部はくらげさんがファンだという頭文字Dの高橋涼介にインスピレーションを受けた仕様となっている。

今後は牽引フックと4点式シートベルト装着、エンジンは負荷をかけずメンテナンス優先で長く楽しみたい

今後はシフトノブの交換と4点式シートベルト・牽引フックの装着を予定している。エンジンについては年式のこともあり、負荷をかけるチューニングは行わず、強化ベルトなどの劣化対策やメンテナンスの範囲でおこなっているという。

レーシーな非日常感を通勤という日常のルーティンに落とし込んだスタイルは、くらげさんならではの86の楽しみ方だ。買い物を終えて駐車場に戻り、ふと自分のクルマを見て「いいな」と思える瞬間が、何気ない日々を特別なものに変えている。

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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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