クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • OUTDOOR
  • まるで宇宙船のような幾何学デザイン! アルミボディの新型トレーラー「Aquila360N」
OUTDOOR
share:

まるで宇宙船のような幾何学デザイン! アルミボディの新型トレーラー「Aquila360N」

投稿日:

TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

ダイレクトカーズの新型「Aquila360N」は、プレス成形アルミボディで高剛性と幾何学的な窓を両立した未来型トレーラーである

キャンピングトレーラーは形が似通いがちで、個性を出すのが難しい。そんな中で唯一無二の存在感を放っていたのが、ダイレクトカーズが世界初公開した2026年の新型「Aquila360N(アキュラ360N)」だ。プレス金型で成形したアルミボディという、自動車メーカーならではの製造手法に最大の秘密がある。ジャパンキャンピングカーショー2026で取材した実車をリポートする。

ダイレクトカーズの新型キャンピングトレーラー「Aquila360N」は窓配置が独特の未来型モデルだ

ジャパンキャンピングカーショー2026の会場で、ひときわ目を引いたのがダイレクトカーズのブースに展示されていた1台だった。丸みを帯びた流線型のボディに、幾何学的な窓を配したデザインが特徴である。側面や正面に大きな窓が備わり、車内には明るい光が差し込む。形状も雰囲気も、従来のキャンピングトレーラーとは大きく異なる。

これがダイレクトカーズで新たに取り扱う2026年のニューモデルの「Aquila360N」だ。 プレス金型によるアルミ成形技術を採用し、自動車ボディメーカーならではの乗用車レベルの車体構造設計を実現した。 未来的な外観に加え、画期的な製造手法を採用した点が、今後のキャンピングカーづくりに影響を与えそうな1台である。

独特の形状を支えるのはプレス成形のアルミフレーム構造である

一番の秘密は、その構造にある。Aquila360Nは自動車のようにプレスで成形したアルミを使った外殻構造を採用した。 これにより、従来のキャンピングトレーラーとは一線を画す高剛性・高耐久のボディを備え、走行時の安定性と安全性を大幅に向上させた。 比較的自由に幾何学的な窓を配置できるのも、強度のあるアルミボディがあればこそである。

車体には電動スタビライザージャッキが備わる。 設置時にスイッチ操作で自動展開し、トレーラーを安定固定することで、設営の手間を大幅に軽減する。 車内へは、逆反りした車体後部が全面開く巨大なハッチからアクセスする。上下二分割で開く構造で、上に開いた部分が簡単なオーニング(日よけ)となり、下に開いた部分はステップとなる。 電動リアゲートは、スイッチひとつで後部扉が自動開閉し、荷物の出し入れもスムーズに行える。 前方には容量の大きな外部ストレージ(外部収納)も確保されている。

ちなみに、電動リアハッチや電動スタビライザージャッキは、いずれもスイッチ操作で完結する。設営や荷物の積み下ろしに大きな力を必要としない設計である。

プライバシーと開放感を両立する調光ガラスに技ありだ

車内に入ると、左手前にコンパクトにまとめたキッチンがあり、その奥にコの字形のソファとテーブルが広がる。 キッチンユニットには、ステンレス製のシンクと一口コンロ、冷蔵庫をコンパクトに配置。限られたスペースを最大限に活かした設計で、快適な調理も可能にする。

コの字形のソファは、アレンジによって広大なベッドスペースに変わる。コの字型のソファレイアウトは、昼はくつろぎの場として、夜はベッドスペースとして機能。中央にはカップホルダー付きのテーブルを配置し、食事や作業にも最適だ。 機能を絞ることで、車内は広々として快適である。

大きな窓から外光がしっかり取り込まれている点も魅力だ。このガラスには秘密がある。 スマートウィンドウは、スイッチ操作で窓のスモーク切替が可能で、プライバシーと開放感を自在にコントロールできる。 瞬間調光フィルムによって、曇りガラスから素ガラスへ瞬時に切り替わる。

見た目だけでなく、搭載する機能まで含めて、これまでにありそうでなかったスタイルのキャンピングトレーラーである。内部構造がシンプルなため、アレンジ次第でユーザーごとの使い方に対応できる。クルマづくりの技術を旅の道具へ惜しみなく注いだ1台といえる。細かなスペックや価格はまだ発表されていない。次世代の旅のかたちを提案するこの1台が、市場でどう受け止められるのか、続報を待ちたい。

すべて表示

アーカイブ

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

人気記事ランキング

アーカイブ

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS