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キャンプ好きに向けて開発!? 「スズキ・ハスラー」がアウトドアに使える6つの理由

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: スズキ・Auto Messe Web編集部

フラットアレンジを重視した前席シートバック

 フロントシートに着座して、勢いよくカーブを曲がると、背中のサイドサポート不足が気になるのは事実。が、開発陣に聞いてみると、それはむしろ狙いで、前席を含めたフルフラットアレンジ性を優先したためだという。

 実際にリラックスクッションを2枚敷いて、カップルが車内で横になると気付くのだが、先述のとおり前席はセミベンチシートからセパレートシートに変更。シート間にトレーが新設され、身の周りの小物入れ、ボトルホルダーとして利用できるため、寝転んだ状態での利便性が向上している。スモールキャンパーとして、かゆいところに手が届く、なかなかの使い勝手の良さを備えているというわけだ。

 

アウトドア&車中泊用アクセサリー、走破性も注目

 すでに紹介したリラックスクッションのほか、カータープやバックドアネット、カーテン&タープキット、取り外して車外用のローテーブルとしても使える足付きラゲッジボード、フロント&リヤプライバシーシェード、そしてサイクルキャリアやロッドホルダーなど、アウトドア、車中泊にもってこいの純正アクセサリーが揃っているのも、ハスラーの大きな魅力と言っていい。

 

 また、新型ハスラーは先代と違い、2WD、4WDを問わず、最低地上高を悪路走破性に適した180mmに統一。しかも、アウトドア派にお薦めの4WD車には、急な下り坂を、ブレーキペダルを踏まずに約7km/hの速度にコントロールしてくれるヒルディセントコントロール、滑りやすい路面でのスリップを防止してくれるグリップコントロールに加え、新たにスノーモードを新採用。悪路から雪道まで、より安心して走れるようになっているのだ。

 

汚れを気にせずタフに使えるラゲッジスペース

 そして、ハスラーのアウトドア適合性の大きなポイントが、ラゲッジの使い勝手。ラゲッジ側からも簡単に後席をスライドさせ、奥行きを拡大できるストラップの新設定や、外して洗える樹脂製床下収納ボックス、フックやバーなど様々なアクセサリーを取り付けられる。

 6か所のユーティリティナットの存在もさることながら、先代でも好評だった後席背面とラゲッジフロアが汚れや水に強い防汚れタイプの素材を継承している点にも注目である。さらに、ラゲッジアンダーボックスはついにガッチリとした脱着可能な樹脂製となり、スニーカーなどの小物を収納できて便利である。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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