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「軽はいいけどフル乗車だと荷物が……」の悩みを解決する「屋根上収納」という選択

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TEXT: 佐藤知範  PHOTO: K-STYLE編集部、谷川屋

雨風に強くスタイリッシュなルーフボックスタイプ

 ラックタイプと人気を二分するのがルーフボックス。収納力ではラックに一歩譲るが、悪天候でも荷物を濡らすことなく運べるのは大きなメリットだ。大抵の商品は空気抵抗の少ないエアロ形状なので風切り音も小さく、ルックスもスタイリッシュ。都会派SUVのイメージで仕上げたいユーザーに向いている。さらに鍵付きだから防犯性も高い。写真はハスラーに装着した「スーリー ダイナミック(Mサイズ)」。

 こちらはジムニーに装着したイノーの「イノー シャドウ18(BRM1800KH)」。

 ただしネックなのが価格と重量(ダイナミック Mサイズの製品重量は約18キロ、シャドウ18は約20キロ)。メーカーや商品によってピンキリではあるが、比較的リーズナブルなイノー製で4~5万円以上、人気のスーリー製は10万円オーバーもザラ。

 頑丈な作りゆえに重く、軽自動車が装着できるサイズでも15キロ前後はある。ベースキャリアと合わせると21~22㎏になる計算だ。軽自動車用システムキャリアの耐荷重は30キロくらいなので、荷物は10キロも積めないことがほとんど。購入前によく検討を。

 

自転車やスノボなども積める専用アタッチメントも

 その他、サイクルキャリア、サーフボードキャリア、スキー&スノボキャリア、カヤックキャリアといったアタッチメントが存在。いずれもその荷物のための専用品なので汎用性はないが、価格はラックタイプやボックスタイプに比べるとかなり買いやすく、1万円台からある。写真はイノーの「タイヤホールド2(INA389)」。

 また荷物を積むためのアタッチメントではないが、人気なのが“フェアリング”。ルーフキャリアの装着により発生する風切り音を抑えてくれる板状のアイテムだ。その機能性よりも見た目に惹かれて選ぶ人も多く、中にはベースキャリア+フェアリングだけ装着している例もある(つまり荷物は積めない)。写真はスーリーの「スーリー エアスクリーン(TH8701)」。横幅980ミリ。

全高の変化や積載重量には十分気を付けること

 システムキャリア導入にあたっては以下のことに注意。特に重量については、軽自動車はそれほど重いモノは積めない。ベースキャリア自体の最大積載量は100㎏近くあったりするのだが、軽自動車に付けた場合は30㎏か、せいぜい40㎏がリミットになる。脱落などのトラブルを避けるためにもメーカーが指定する最大積載量は遵守しよう。

〈ルーフキャリア導入の主な注意点〉

◆荷物を積んだ時の「全高」を要チェック。洗車機や立体駐車場に入れなくなることも
◆最大積載重量を守ること。これはベースキャリアやアタッチメントの重量も含まれる
◆取り付けは確実に。心配ならプロに依頼、DIYなら事故防止のため2人以上で行うべし

 

【取材協力】
谷川屋
https://www.carcareer.jp

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