クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • SPORT
  • 「高い買い物」だけに失敗は許されない! ハイグリップタイヤの「履き方」「選び方」
SPORT
share:

「高い買い物」だけに失敗は許されない! ハイグリップタイヤの「履き方」「選び方」

投稿日:

TEXT: 斎藤 聡  PHOTO: Auto Messe Web編集部,The Goodyear Tire & Rubber Company

グリップのいいタイヤほどサスペンション交換とセットで威力が増す傾向

 ある程度ちゃんとスポーツドライビングとしてのサーキット走行を楽しみたいというのであれば、足まわりを含めたチューニングも視野に入れたほうがいいと思います。サーキット走行にはタイヤのグリップにあった足回りが必要 というのは、タイヤのグリップ性能は高くなっているからです。一方のクルマの足まわりは、比較的しなやかな方向になってきています。ボディ剛性が上がっていること、サスペンションのフリクションが少なくなっていることで、最近では「ガチガチに硬い」という足回りは少なくなっています。サーキット走行にはタイヤにあった足回りチューンも必要

 それに加えて、ハイグリップ系ストリートラジアルタイヤのグリップ性能の進化が著しく、ノーマルサスのままで最新のスポーツタイヤを履きこなせるGRヤリスのようなクルマは数えるほどしかありません。ミシュラン・パイロットスポーツ4Sを履くGRヤリス

 ノーマルサスにグリップのいい(勝った)タイヤを履かせると、コーナーではグリップが強すぎてサスペンションがボトムしてしまい、逆に曲がりにくくなってしまう、なんてことも起こります。グリップが強力=コーナーが速いと思いがちですが、じつはサスペンションとタイヤのグリップ力がある程度釣り合っていないと、クルマはむしろ曲がりにくくなってしまうことがあるんです。ハイグリップタイヤのブリヂストン・ポテンザRE71RS

 話がちょっと逸れますが、バネとダンパーのマッチングが合っていると、バネレートが硬めでも、乗り心地は驚くほどよかったりします。

 最近のスポーツサスキットも、クルマのサスペンションのセッティングと同じで、フリクションを減らしながらスムーズにサスを動かすタイプが増えているようです。そうしたサスキットの中から、サーキットにも対応したものを選んでやると、より上記タイヤとのマッチングを図ることができると思います。それでいながら、一般道でもある程度上質な乗り心地も期待できます。

12
すべて表示

 

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS