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もはや日産「S14シルビア」の面影なし! どうして70年代アメ車風のフロントにウインチと極太グリルガード?

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

レスキュー用としての役割も

 オーバーフェンダーはロケットバーニー製をベースに加工を加えているもので、サイドステップは日産デュアリス用を流用、リヤはあえてバンパーレス仕様でジャッキアップバーをむき出しに。さらに、追加バーをセットして牽引用の特殊装置を搭載。フロントにはウインチもマウントさせていた。

 なぜこんなパーツを取り付けたのか、オーナーのYR-500さんに尋ねてみた。

「この車両はレスキューマシンを兼ねたドリフト遊びクルマとして作りました。なので、例えばコースアウトして動けなくなった仲間の車両がいたら、すぐに救助に駆けつける。そんな役割も兼ねたカスタムマシンとして手を加えたんです。だからルーフには暗くなっても作業が出来るように高照度の作業灯も取り付けています」と説明してくれた。

 また、カラーリングもミリタリーテイストでとても格好良く仕上げてある。これはロシア空軍のSu-57戦闘機のカラーを、S14シルビアのボディに合わせてオールペンしたものという。ワイルドでタフなクルマであることを表現するにはピッタリのカラーリングといえる。

* * *

 マッスルカーとしてワイルドに仕上がったYR-500さんのS14シルビア。スポーツカーだがオフロードカー的な要素も取り入れ、戦闘機カラーに加えてウインチ付きの極太グリルガード等もセットした奇抜なスタイルが注目度満点。このまま、映画「マッドマックス」に出てきそうなインパクトを持ったスタンス系カスタムカーとして注目すべき1台であった。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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