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もはや日産「エクストレイル」の面影なし! ダイハツ「ミラジーノ」を移植してキャルルックに仕上げた異色の1台

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

キュートなフロントマスクはこうして生まれた

 大胆に変更を加えたフロントマスクは独特の表情を作るためにダイハツ「ミラジーノ」のグリル、メッキバンパー、ヘッドライトを流用。この特殊加工をオーナー自らが手がけ、FRPを駆使して製作したというから驚きだ。

 また、リヤについても、通常、リヤハッチに取り付けるナンバープレートをリヤバンパーに移動させ、ハッチはシンプルにスムージング。車両全体を鮮やかなグリーンにオールペンし、サイドに遊び心あふれるホワイトの2トーンデザイン処理も施す。

 オーナーがこのエクストレイルを使ったキャル仕様でイメージしたのは、西海岸の風景に自然と溶け込むスタイル。そこで、ドアにヤシの木と波、さらにLOCO Beachのロゴマークをデザインし、雰囲気を高めるピンストライプ処理がクルマ体全体に施されている。これはオーナー自らがフリーハンドで描いたものだ。

 また、キャル仕様において欠かせないのが、タイヤとホイールの選択である。17インチを履かせながらもタイヤにはホワイトリボンをプリントし、ホイールはアメ車でお馴染みのムーンアイズのベビームーンによく似たタイプを履かせている。

* * *

 カスタムカーというとカッコ良さやイカツイ雰囲気を重視する方向にいきがちだが、サーフボードとヤシの木を置いたキャルルック仕様エクストレイルの姿は、そうしたベクトルとはまったく違うキュートでさわやかな印象だ。

 これならボディペイントやホイールなどを変更して、沿岸警備のライフセイバー仕様にも転用できそうなルックスだ。いずれにしても海がよく似合うクルマであった。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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