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クラシック「ランドローバー」がオシャレ! 上級者がたどり着いたピックアップの「シリーズ3」のあるカーライフとは

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之

「DEFENDER DAY 2022 in HAKUBA」のコンクールデレガンスでクラシック部門を受賞

 2022年10月22日~23日に長野県・白馬で開催された「DEFENDER DAY 2022 in HAKUBA」は、ジャガー・ランドローバー・ジャパンが主催する、年に1度のディフェンダーのオーナー&ファンのためのイベント。その「コンクールデレガンス」において、クラシック部門を受賞した1975年式(推定)ランドローバー・シリーズ3ピックアップ88のオーナー、関 一雄さんをご紹介しよう。

愛車はランドローバー・シリーズ3のピックアップ

 ランドローバー・シリーズ3は1971年から1985年まで生産されたモデルで、「ディフェンダー」の前身にあたる。「88」はホイールベースのインチ数で2235mm、ショートホイールベース版だ。

「ディフェンダー110」やクラシック・ランドローバーなどを何台も乗り継いでいる関さんが、このモデルを購入したのは約10年前のこと。購入の動機は台数の少ないピックアップモデルが欲しかったことと、愛嬌のあるルックスにひかれたからだという。それ以来、キャンプやドライブで年間1000~2000kmほどと、大事に走行しているそうだ。

 その間に大きなトラブルといえば、雪国から購入したために塩害でフレームが腐り、シャックルの付け根が落ちたことがあったそうだが、鉄工所で溶接してもらい、現在に至っているという。

エンジン、足まわりに手が入れられている

 話を伺うと、タイヤの山がなくなったために履いているタイヤ&ホイール(オリジナルは保管されている)以外は、当時のままかと思いきや、じつは細かなところに手が入れられているという。

 エンジン関係ではヘッドの面研を行い、キャブをウェーバーに置換することで120km/hでの走行も可能となっている。それに伴い、リザーバータンクを追加してブレーキを強化。ノーマルのサスペンションがガチガチで乗り心地が悪かったことから、英国製のサスペンションに交換されている。

 このサスペンションの交換については、リーフを抜くことで乗り心地を柔らかくすることもできるそうだが、それよりもキットで購入した方が安心ということで交換を選んだという。ただしキットにノーマル車高のものがなく、図らずも車高が上がっているのだった。そのほかでは、ゴムで自作したというオーバーフェンダーが装着されている。ちなみにベッドは、「クルマのパーツや薪を運んだり」するために使っているだとか。

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