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三菱「アウトランダーPHEV」にポップアップルーフ! 大人4名が車中泊できる「E:ポップ」は533万3000円から

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

ルーフに作業灯装着した理由は?

 今回登場したアウトランダーE:ポップのルーフには、作業灯が取り付けられている。基本的にオプション設定とのことだが、これは今流行っているオフロード車テイストのカスタムという視点からもカッコいいアイテムである。精悍なアウトランダーのフェイスデザインとの相性もとても良い。

 詳しく話を伺うと、じつは開発段階では作業灯を付ける予定はなかったらしい。ただ、アウトランダー用にポップアップルーフを設計すると、ルーフ形状がラウンドしている影響があり、フラットなベッドスペースを作るためにはポップユニットを一段持ち上げ、さらにフロント側のラウンドに合わせたかさ上げが必要になることが分かった。その結果、フロントルーフに大きな空間が出来てしまい、そのままではバランスが悪かったので、そのスペースを利用して、アウトドア感をより高める作業灯をセットさせたというわけだ。

 結果的によりアクティブな印象を強め、ワイルドで遊び心を感じせるイメージへと変えることに成功している。

 ポップアップルーフに取り付ける作業灯という発想はワイルドオフローダーを強調するうえで効果的。今までにないこの発想、ひょっとしたらこれから登場するポップアップ搭載モデルに大きな影響を与えるかもしれない。ポップアップルーフ車をカッコよくカスタムする作業灯の搭載、今後流行りそうな予感だ。

* * *

 本格的なキャンピングカーは求めていない。しかし、気軽に子供達を連れてキャンプに出かけ、その先では便利で快適な家電を使ってスマートキャンプを楽しみたい。そんなユーザーの願いを叶えるのが、今回紹介したアウトランダーE:ポップである。どんなシーンでこのクルマを使ってみるか、考えるだけでもワクワクしそうではないか。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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