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トヨタ新型「プリウス」は「北米仕様」カスタムがオシャレ! 歴代「USDM」に見る細かな違いとは

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TEXT: FEN  PHOTO: FEN/トヨタ自動車

都内でワールドプレミアされた新型「プリウス」

 2022年11月16日、トヨタから5代目となる新型「プリウス」が発表されました。ウェッジシェイプに磨きをかけてさらにロー&ワイドとなった個性的なスタイリングや、0-100km/h加速6.7秒を叩き出す223psというスペックに注目が集まっています。

USDM愛好家たちから早くも熱い視線が注がれる

 しかしながら、そんなことはどうでもよく、対米輸出仕様との違いを気にしている人たちがいます。「USDM(United States Domestic Market)」と呼ばれる北米仕様の愛好家たちです。北米仕様はアメリカの法規に従ってサイドマーカーや5マイルバンパーといった基準を満たさねばなりません。グローバル化が進み、自動車がユニバーサルデザインになっても、北米仕様だけは独特の雰囲気で、マニアにとっては魅力なのです。

 誰よりも早く北米仕様にコンバージョンしたい。そのためには、日本仕様と違う点を研究しないといけません。

歴代プリウスの北米仕様をおさらいしてみよう

 新型プリウスも、もちろんアメリカで販売される予定です。ちなみにプリウスが輸出されたのは初代の後期型からでした。バンパーが大型化されたのは、北米の基準にあわせたからです。そしてサイドマーカーも備わっています。ちなみに北米仕様はリヤスポイラーが標準装備で、タイヤサイズは入手しやすい14インチでした。後期型なのに窓のまわりが黒いことに気付いた人は相当のマニアです!

 2代目プリウスの北米仕様は、ヘッドライト内に組み込まれた橙色とテールランプ内の赤いリフレクターがアクセントです。USDMな人でなくても、ドレスアップアイテムとして使用しているオーナーも多いですね。フェンダーにウインカーが備わらないことにも注目です。アメリカの法規では不要だからです。

 3代目プリウスも、北米仕様はヘッドライト内に橙色、テールランプ内に赤いリフレクターが備わります。フェンダーにウインカーはありません。そして歴代プリウスのみならず北米仕様に共通して言えるのは、助手席側ミラーにOBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEARと注意書きがあることです。

 4代目プリウスは、日本仕様もヘッドライト内に橙色のリフレクターが備わりフェンダーにウインカーが無いなど、差異が少ないです。しかし、日本ではラインアップされていないボディカラーが存在しており、アメリカの香りを漂わせます。

5代目の北米仕様もヴェールを脱ぎつつあり

 今回発表された5代目プリウスは、ワールドプレミアにもかかわらず、右ハンドルの日本仕様でした。しかし、続いて北米トヨタが発表した写真にはサイドマーカーが確認できるではないですか! 欧州車のようにフェンダーの前後に備わっているのがわかります。

 ほかにも、スピードメーターがマイル表示だったり、空調が華氏表示だったり、各部に貼られたラベルが英語だったりするはずです。1日も早く、実車を見て研究したいですね。

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