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同じ「NISMO」仕様でも200万円以上違うのはなぜ? 日産「Z33フェアレディZ」の限定モデルが魅力的でした

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 日産自動車/AUTO MESSE WEB

オーテックジャパンが手掛けた大人プレミアムなZもあり

 オーテックジャパンからはプレミアムなフェアレディZとして「Version STタイプG」と「タイプF」というふたつの特別仕様車がリリースされています。

 2006年に登場した前者は、最上級グレードであるVersion ST(中期型)がベースです。専用の25mmワイドフェンダーモールと18&19インチの5本スポーク・アルミホイールを装着し、内装はシート/ステアリング/シフトノブ/サイドブレーキにタン色の質の高い本革と専用キッキングプレートを採用。上質な雰囲気と特別感を演出していました。なお、この特別なエクステリアは、のちにVersion NISMOにもほぼそのまま使われています。

タイプG

 ちなみに、この改良によって車両重量が1.5tを超え、重量税が1ランク上がってしまっているのはここだけの話です。2008年に登場した後者はシート/ステアリング/シフトノブ/サイドブレーキの本革部分を赤に変更した、タイプGの第2弾といえば分かりやすいでしょうか。派手さは必要ないものの人とは少し違う大人のZ33が欲しい人には狙い目です。

 最後に紹介するのは2005年1月に登場した35th Anniversaryです。その名のとおりZの35周年を記念した期間限定車で、初期型の内外装に同年9月以降の中期型に採用される294psのエンジンと新デザインのアルミホイールを組み合わせたレアなモデルです。

日産唯一のスポーツカーだからこそ魅力的な1台に進化し続けた

 Z33型はイヤーモデルだけでなく、モータースポーツ直系のコンプリートカーが定期的に投入されるなど、当時日産唯一のスポーツカーであったことから寵愛を受け、非常に魅力的な1台に進化していったといえます。とくに今後、このようなクルマは登場することがないであろう、調律された大排気量NAの魅力が味わえる「タイプ380RS」は、Z33型好きならぜひ手にしていただきたいですね。

12
  • S-tune GTのフロント
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  • バージョンニスモのリヤイメージ
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