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ルーフからテントがはみ出して大丈夫? ルーフキャリアでボディ剛性アップ!? フィアット「500」の未知なる使い方とは

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TEXT: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW編集部

電動クーラー+ソーラーパネルで夏も快適!

 ところで軍司さんが500のルーフキャリアにソーラーパネルを載せるようになったのは理由がある。じつはクラシックカー乗りの間で最近注目されている、電動クーラーをいち早く装着しているのだ。

「以前はエンジンからクーラーを動かしていたのですが、2021年の秋に電動クーラーを導入しました。ネット通販でキットを買って、イギリス製のフィッティングを入手し、配管の無い部分は作りました。エンジンをかけない状態でも1時間45分~2時間ほど作動可能で、静かにめっちゃ効きます。走っている間は充電するので作動時間はだいたい16~18時間動きますし、アイドリング状態でも2時間で充電できます」

 このように電動クーラーで快適仕様に仕上げた500に、さらに2022年夏から日よけを兼ねてソーラーパネルを屋根に積むスタイルを採用しているのだった。もちろんソーラーパネルからも電動クーラーに充電できる。さらにヒーターについても、ノーマルヒーターから燃焼ヒーターを経て、現在は電熱線ヒーターを搭載しているというから夏も冬も完璧だ。

「乗りたいときに乗るのが私の500。今後もこれでお出かけしてイベントに参加します」

 と語る軍司さん。快適装備の電動化を推進し、季節を問わず楽しめるクラシックカーライフを開拓しているのだった。

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  • 田舎の大学院で古代インドのサンスクリット語を研究していた元・学者の卵。クルマ遊びにハマって中古車販売店で1年働いた後に出版業界へ。クルマやカルチャー系の雑誌のほか、翻訳書、人文書、地図帳、写真集など手がける。クラシック・フォルクスワーゲンが趣味の中核で、愛車は1963年式カルマンギア。数年前に都内から小田原へ移住し、賃貸ガレージハウスでリモートワークしつつ、箱根や伊豆のワインディングをのんびりドライブする日々。
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