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4ローターのロータリーエンジン搭載の「マツダ3」でパイクスピークにチャレンジ! トーヨータイヤの2023年は期待もてます

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TEXT: 今泉 史(IMAIZUMI Aya)  PHOTO: AMW編集部

会場にはアウディ エスワン フーニトロンが展示

 そして最後にご紹介するのは、2023年1月2日にスノーモービルによる不慮の事故で他界したケン・ブロック氏が、ドリフトジムカーナ走行をラスベガス中心部で行った最新映像作品に登場するアウディ エスワン フーニトロンです。

 1980年代の伝説ともいえるAudi スポーツクアトロS1をオマージュした、2つのモーターと4つの専用バッテリーを搭載した電動4輪駆動システムを有する特別仕様レーシングEVです。装着するのは、「プロクセスR888R」、装着サイズはフロント245/40R18、リア245/40R18。

 東京オートサロン初日の13日に、代表取締役社長 清水隆史氏はプレスカンファレンス内で、ケン・ブロック氏への哀悼の言葉を述べています。TOYO TIRE代表取締役社長 清水隆史氏

 プレスカンファレンスでは、2023年のニュルブルクリンク24時間耐久レースにおける新体制も発表されました。2023年はRing Racingとのタッグをさらに強固にし、ドライバーには木下隆之選手を起用します。木下選手は同時に同社のフラッグシップブランドである「プロクセス」ブランドのアンバサダーへの就任も決まっています。

 また、米国コロラドで開催される第101回パイクスピークヒルクライムへは、マツダ、レッドブル、TCPマジックとの共同プロジェクトとして、4ローターのロータリーエンジンを搭載した特別仕様のマツダ3に「プロクセス スリック」を装着して参戦する予定とのこと。

「当社はレース参戦で得た経験を商品開発にフィードバックすることで差別化された独自の技術を磨き、商品の品質や性能を高め、期待を寄せてくれる皆さまに高い付加価値と魅力を備えたタイヤをお届けしたいと考えています」

 と清水社長は、今後の商品開発に向けた熱い思いを語られました。

 そして昨年セルビアに新しく開設したタイヤ工場についても触れ、2019年にセルビア工場開設に先駆けて設立されたドイツのR&Dとともに、高機能研究や材料開発を進めることで、同工場から高品質なタイヤの北米・欧州への出荷と国内に展開する商品への技術ノウハウのフィードバックをしていくと述べています。

 ブース内では、2023年で40周年を迎えるブランド「オープンカントリー」を記念して、1983年当初に発売した商品のひとつ「オープンカントリー785」のタイヤトレッドパターンをそのままに復刻発売した新しい「オープンカントリー785」や、新商品の「プロクセスコンフォートIIS」「プロクセススポーツ2」「H30」のタイヤ単体も展示され、多くの来場者から注目を集めていました。

 新商品の開発やモータースポーツ活動など幅広くチャレンジするトーヨータイヤからは、今後も目が離せそうにありませんね。

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  • アウディ エスワン フーニトロン
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