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635馬力! BMW「M4コンペティション」を「マンハート」が過激にチューニング。いつもと違う「MH4 600」とは?

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: MANHART

走りを追求する大人のマシンに仕上がっている

すでにチューニングカー・ファンの間では、世界的な知名度を得たドイツのマンハート。同社は、2023年2月にBMW「M4コンペティション」をベースにした、最新作モデル「MH4 600」を発表した。過激なチューニングで知られているマンハートは、いったいどれほどのパワーアップをM4に施したのだろうか。

デコラインを使用しないシックなエクステリア

マンハートのチューニングプログラムは、魅力的なデザインを持つカーボン製のエアロキットに始まり、大径のホイール、そして彼らがもっとも誇るところであるエンジンチューニングと実に幅広い。

そして忘れてはならないのが、アルピナの作品と同様に、一目でそれがマンハートのファクトリーから生み出されたことが認識できるデコラインの存在である。しかしカスタマーのすべてが、このデコラインを含めた、エクステリアでの刺激的なチューニングやドレスアップを望むわけではないのは確かなところだ。

そのようなカスタマーのために製作された最新作が、今回紹介する「MH4 600」。ベースはG82型のBMW M4コンペティションだ。はたしてマンハートはそれをどのようなモデルに仕上げてきたのか。注目すべきポイントは、フロントに搭載されるパワーユニットにあった。

独自のECUで125psの馬力アップに成功

M4コンペティションが搭載する3LのS58型直列6気筒ツインターボエンジンは、ノーマルでも最高出力&最大トルクで510ps&650Nmを発揮する高性能ユニット。さらなるエクストラを与えるために、マンハートが搭載したのが「MHトロニック」と呼ばれる独自のECUだ。同時にセラミックコーティングが施された4本出しの100mm径テールパイプへとつながる、ステンレス製のエキゾーストシステムを採用することで、エンジンの高性能化を図っている。

さらにエキゾーストシステムでは、触媒コンバーターなし、あるいは300セルGESI触媒コンバーター付きといった仕様も選択できるが、この両仕様はTÜV(Technischer Überwachungs-Verein=技術検査協会)の認可を得ていないため、現状では輸出専用の商品であると説明されている。

最終的にこれらのチューニングによって、マンハートがS58型ユニットで得た最高出力は635ps。最大トルクも780Nmへと増強を果たすことに成功している。125psものエクストラを得たパワーに対応するフットワークは、H&Rのスプリングを用いたロワリングキット、もしくはKWとの共同開発によるコイルオーバーサスペンション、「バリアント4」のいずれかを選択することが可能である。

インテリアは手を加えずにオリジナルのまま

フロントに20インチ、リアが21インチ径となるホイールは、BMWパフォーマンスの「スタイリング1000Mフォージド」で、カラーはマット・ブロンズ・ゴールドがチョイスされている。カーボン製のフロントリップスポイラーやサイドスカートも、同様にBMWパフォーマンスの製品となる。

マンハートMH4 600のホイール

一方でラジエターグリルインサート、サイドウイングインサート、そしてリアディフューザーはやはりカーボンによるマンハート製のものとなる。スポーティなインテリアもすべてノーマルのM4コンペティションのまま。すでにカーボン製アイテムが多用されているこのモデルには、あえてインテリアで手を加えるパーツはなかったというわけなのだろう。

0−200km/h加速を10.5秒でこなし、100−200km/hの中間加速でも6.42秒という俊足ぶりを発揮する、マンハートMH4 600。それはチューニングカーの世界を知り尽くした、ストイックなまでに走りを追求する大人のマシンといえるのかもしれない。

AMWのミカタ

マンハートのデモカーといえば、ブラックのボディにゴールドのデコラインを連想する人が多いだろう。言うなればJPSカラーと同じ組み合わせではあるが、日常的に使用するクルマとしては少々派手すぎるルックスとなってしまう。しかし、今回のMH4 600では、ボディはオールブラック、ホイールにマット・ブロンズ・ゴールド、ブレーキキャリパーにもゴールドをあしらうことで、マンハートとしての最低限の主張をしているようにも見える。これくらい大人シックな仕上がりならば、普段遣いでも悪目立ちしなくても済みそうである。

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