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アジアンタイヤは「安いから買う」から「安くていいものを選ぶ」時代に! ドリフトにワークス参戦する「GOODRIDE」とは

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 高原義卓

最新ハイパフォーマンスタイヤ「SPORT RSII」を披露

また、ドリフト用タイヤとして高い人気を誇る同社のハイパフォーマンスタイヤ「SPORT RS」の後継モデルとなる「SPORT RSII」をジャパンプレミアした。左右非対称のトレッドパターンこそSPORT RSに近しいが、新型半ホットメルト処方を採用したことで、瞬時にグリップ力を最大限発揮できる適温まで上昇。低速時はゴムの柔軟性と摩擦力向上によるグリップ力アップ、高速時は摩擦力に影響のあるトレッド面へのダスト付着を回避して高いグリップ力を確保する。

これにより、優れたどのような瞬間でも性能を引き出せるようになった。近年、タイヤ開発競争が過熱しているドリフト界で勝ち抜くためのバージョンアップというわけだ。

発売は2023年の3月中を予定している。サイズはグリップ、ドリフトの主力サイズである235/40R18、265/35R18、285/35R18からスタートし、順次ラインアップを拡大していくことが決まっている。

RSII

アジアンタイヤながら日本市場で本格的に活動する数少ないメーカー

これまで、数多くのアジアンタイヤが日本に上陸し、ドリフト競技を通じて認知度向上(広告宣伝)を図ってきた。GOODRIDEも同様の流れを歩んでいるが、近年は前述したように自社でドリフトチームを設立し、大規模なカーイベントにメーカーとして参加するなど、他社と比べると積極的かつ大規模な活動が目立つ。日本法人が設立されてからまだ7年。知名度、販売店の数はこれからという状況だが、このままの流れが継続できれば、認知度はグッと高まるのではないだろうか。

* * *

アジアンタイヤは「安いから買う」ではなく、「安くていいものを選ぶ」時代に。ベストな選択のなかにGOODRIDEを加えてみてはいかがだろうか? 中国ナンバー1タイヤの実力は決して侮れないはずだ。

12
  • コーポレートカラーのグリーンを基調にしたブースにはスポーツタイヤだけでなく、プレミアム/SUVから商用タイヤまで幅広く展示
  • RSII
  • 新型フェアレディZ
  • GOODRIDEのタイヤ
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