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運転が楽しくなる「カスタムパーツ」をお教えします! 速さと安全性にも貢献する5つのパーツとは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: AMW編集部

パーツの選び方で街なかの走りが変わる!

せっかくお金をかけて愛車をチューニングするなら、サーキットだけではなく街乗りも楽しくなってほしい。タイムアップにも繋がれば嬉しいが、今回はあくまでも副産物、フィーリングの変化を感じやすいパーツをいくつか選んでみよう。

バケットシート

車種やトランスミッションの形式を問わずに体感しやすく、タイムや安全にも直結するのはバケットシートだ。一部のスポーツカーは純正でもそこそこホールドするシートを採用しているが、大半はちょっとしたコーナーでも身体がズレて踏ん張るのだけで精いっぱい。

正確なステアリングやペダル操作どころではなく、ドライバーは楽しさより怖さのほうが大きくなる。しかし身体を包み込むような形状のバケットシートなら、ドライビングに集中できるうえ操作ミスも減ること確実。4点式シートベルトと併用すればホールド性はさらに高くなり、万が一のクラッシュでも身体のダメージを軽減してくれるだろう。

サーキットを走る機会が多い人は軽量化にも大きく貢献するフルバケ、街乗りがメインならリクライニング機構を持つセミバケと使い分けよう。

ハイグリップタイヤ

次はハイグリップタイヤ。といっても競技用のセミスリックではなく、ブリヂストン ポテンザRE-71RSやヨコハマ アドバンネオバAD09など、狙い目はスポーツラジアルのフラッグシップだ。現在がエコタイヤならひとつ下のいわゆるセカンドグレード、ブリヂストン ポテンザアドレナリンRE004やダンロップ ディレッツァDZ102もありだ。

性能を過信して無謀なスピードで曲がるのはモチロン禁物だけど、アンダーステアやオーバーステアに悩まされていたコーナーを、オン・ザ・レールでクリアできるようになる体験は感動モノだ。ハイグリップタイヤ

ローダウン

続いてはローダウン。上で紹介したハイグリップタイヤの性能を引き出したり、セッティングの面白さを味わうなら車高調がベストだが、スプリングで車高を下げるだけでも違いは体感できる。

電子スロットルコントローラー

低重心化の恩恵である走行安定性はコーナリングだけではなく、高速走行時のレーンチェンジなど多くの場面で味わえるはずだ。電子スロットルのもっさりしたフィーリングが気に入らない人は、電子スロットルコントローラーで鋭いレスポンスを手に入れよう。

アクセルを床まで踏み込んでもスロットルは全開にならず、ライバルに引き離され悔しい思いをしていたコーナーが、まるでクルマが変わったかと錯覚するような加速に変わる。あまりの激変ぶりにパワーアップしたと勘違いするかもしれないが、ピークパワーが上がるワケではなく変化するのはアクセル開度。普段は燃費を重視したセッティングにしておいて、本気で走るときだけスポーツモードに変更する、なんて切り替えができるのも大きなメリットだ。

ブローオフバルブ

最後はターボ車のブローオフバルブ。本来はタービンを保護したりレスポンスの悪化を防ぐ立派な機能パーツだが、作動する際の「プシュルルル~」という音もチューニングカー乗りの心をくすぐる。装着後しばらくは意味もなくアクセルのオン/オフを繰り返し、サウンドを堪能したなんて経験を持つ人も多いはずだ。

* * *

ここで紹介したパーツはいずれも効果を体感しやすく、おまけに速さや安全性にも貢献してくれるモノばかり。走りを楽しくすると同時にチューニングの奥深さも満喫しよう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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