7万円で購入した「シビック」を伝説のレースカーに! 最小最強グループAマシン「EG6出光モーションシビック」を再現したオーナーの情熱とは (1/2ページ)

7万円で購入した「シビック」を伝説のレースカーに! 最小最強グループAマシン「EG6出光モーションシビック」を再現したオーナーの情熱とは

憧れのシビックのレースカーを再現する

「グループA出光モーションシビック」を覚えているだろうか。1990年代に大人気のモータースポーツとなったグループAツーリングカーレースであるJTC(全日本ツーリングカー選手権)最小排気量クラスのディビジョン3において大活躍したマシンである。

VTEC旋風が席巻した1990年代

 EFシビック時代から圧倒的な強さを見せつけ、シビック勢は出光モーションシビック以外にも「PIAAシビック」、「無限モチュールシビック」といったマシンがつねに上位を独占する状態だった。1990年には、中子修と岡田秀樹らが駆る出光シビックがクラスチャンピオンを獲得している。

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ホンダ「EG6出光モーションシビック」

 チーム自体はホンダ陣営のワークスに属し、マシン開発は無限が担当していた。レースモデルがEFからEGへと変わる頃には、搭載エンジンのポテンシャルも大幅に高められ、小排気量NAながらも200psを発生させる強力なユニットを開発しレースに投入。

 驚異のパワーアップに大きく貢献したのがホンダが独自に開発した可変バルブタイミング・リフト機構、つまり「VTEC」の存在が大きく、速くてパワーを出せるだけでなく、過酷なレースでの使用にも耐えられる信頼性も証明し、一般市場においてもシビックを中心にVTEC旋風が巻き起こった。