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【エアコンの効きが悪いときの対処法】修理費が30万円になることも! 修理は「クルマの電気屋さん」一択の理由とは

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW編集部

冷媒ガスが不足したら電装整備専門店に持ち込む

冷媒ガスが不足していることがわかったら、電装整備専門店に持ち込み冷媒ガスを真空引きしてもらい、ガス漏れの有無の確認と、漏れていた場合はガス漏れ箇所の特定を診断してもらおう。

これは有料での点検になり、シングルエアコンのクルマで1万円~1万5000円ぐらい。ツインエアコンのクルマで1万5000円~2万円ぐらいかかる。

冷媒ガスのリーク箇所の特定は、たくさんの箇所のチェックが必要で、パーツの脱着も多く、配管のクリーニングやコンプレッサーオイルや蛍光検査液、新しい冷媒ガスなどの充填のためのコストがかかるが、効きの悪いエアコンなら早めにこの有料点検を受けること。放っておくと、ガスのリークだけでなく、コンプレッサーの焼き付きや配管の詰まりにつながり、重症化=修理費アップにつながるので、早期発見や早期手当が何より重要。初期なら10万円で直る故障が、エアコンシステム一式となると、30万円コースになることもある。

エアコンの修理は街の電装屋にお願いするのが賢いやり方

エアコンの修理はディーラーなどでも受け付けているが、実作業はほとんど外注の電装整備店というのが実情。そのためディーラーなどに頼むと、費用が1~2割増しになってしまう。

新車の保証期間内であれば、もちろんディーラーに点検修理を出すべきだが、補償期間を過ぎているクルマは、ネットで「クルマの電気屋さん」「電装屋」などで検索し、直接、街の電装屋(カーエアコンの専門業者)に点検と見積もりを依頼するのが賢いやり方となる。

カーエアコンは複雑なシステムなので、ノウハウがないところに頼むと二度手間三度手間になり、トータルコストが高くつくので、点検修理は専門業者一択と覚えておこう。

なお、エアコンのメンテナンスとしては、前述のフィルター交換の他、エバポレーターのクリーニング(ディーラーやカー用品店で実施でき5000円前後)、エアコンガスのクリーニング(真空引きして、冷媒ガスの不純物や水分を除去して再チャージするメニュー。1~2万円)なども効果的。エアコンガスの補充など定期的なメンテナンスをしたい

あとは夏以外の季節も年間を通して、エアコンを積極的に使うのもエアコンを長持ちさせるコツ。春でも秋でも冬でもエアコンのスイッチをONにすることで、コンプレッサーの潤滑用オイルが循環し、コンプレッサー本体や各部の密閉シールゴムの寿命を延ばしてくれるからだ。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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