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トヨタ「カムロード」にスライドアウト機構を採用! 異例の広々空間を手に入れた国産キャブコンは日本の道路環境にもっとも適したキャンパーかも!?

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

画期的なスライドアウト機構搭載のキャブコンが登場

広がる車内空間でゆとりをさらに拡大すると話題のキャンピングカーが、三重県/神奈川県にあるキャンピングカー専門店「ダイレクトカーズ」が完成させた「トリップ ログベース プレミアムエディション」です。インテリアはログキャビンを彷彿させ、装備も充実。「プレミアムエディション」という名にふさわしいキャンピングカーを見ていきます。

側壁が50センチ外部に移動して室内空間を広げる

広い車内空間がさらに拡大できると話題のキャンピングカーが、ダイレクトカーズが完成させた「トリップ ログベース プレミアムエディション」だ。

このモデル最大の特徴は、国産キャブコンでは異例のスライドアウト機構を搭載した点にある。大型の輸入トレーラーなどで見かけるスライドアウト機構をダイレクトカーズ独自のキャンパーシェルに採用することで、ボディ右側の対面ダイネット部分の側壁が電動で約500mm外部に移動。これによって、室内のフロア幅が950mmも拡大して、ゆったりくつろげる広々空間が生まれる。

キャブコンのベース車として人気のトヨタ「カムロード」は大きさが魅力だが、キャンパー装備を充実させ、ダイネットを含めたソファを設置すると、前後に移動する際の動線に狭さを感じる場面がある。そうした観点からも、トリップ ログベース プレミアムエディションに採用したスライドアウト機構は大注目のシステム。展開時のキャビンの広さは、フルコンに匹敵する優雅さを兼ね備えている。

ぬくもりのあるリアルウッドで至福の時間を

このトリップ ログベース プレミアムエディションは、その車名の通り、室内にリアルウッドを採用したログハウスのようなインテリアが特長だ。木のぬくもりを感じる空間は、その香りも含めて居心地が良く、至福の時間を過ごせる。

内装カラーはシックな黒のシート生地や家具を用い、壁面にはリアルウッドを多用することで、ナチュラルな木部との対比を美しく表現。新たにバンクベッド上にサンルーフを装備したことで、車内の採光性も抜群だ。バンクベッドを使用しない場合は手前を跳ね上げた状態となり、そのスペースを利用して32型のテレビを設置しているのもポイント。限られたスペースの有効活用だが、その設置場所はダイネットから家族で画面を見て楽しめるベストポジションになっている。

ちなみに、就寝時は手前のベッドボードを下ろすことで1980mm×1360mmの大きさのバンクベッドが出現する構造だ。このベッドについては、ダイネットをベッド展開するとスライドアウト時はツインベッドとして、スライドアウトを少し閉じて2つのベッドをドッキングさせるとダブルベッドとして使う、2モードで過ごせる設計になっている。

補助脚を設置することでさらに快適

また、大きく広がるボディを安定させるためにスライドアウト時にボディ全体をしっかりと支え、揺れを抑える補助脚を4カ所設置。車内でのくつろぎタイムも就寝時も、さらに快適に過ごせるよう工夫されている。

スライドアウト機構で+500mmがもたらすゆとりと快適装備の数々はまさに「極上仕様」と呼ぶにふさわしい、ダイレクトカーズいち推しのトリップ ログベース プレミアムエディション。FFヒーターやクーラーはもちろんのこと、温水ボイラーやシャワーも標準装備する高機能キャブコンは、新時代を切り拓くニュースタイルといえるだろう。価格は1890万円(消費税込)〜となる。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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