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サーキット初心者も「カルガモ走行」でスキルアップ! トーヨータイヤの走行会「PROXES DRIVING PLEASURE」は参加しやすい価格で満員御礼…次回に期待!

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 清水良太郎(SHIMIZU Ryotaro)

  • 先導車と後導車を務めたのはトーヨータイヤの敏腕テストドライバーの4人。この日のために宮崎県のテストコースから参加。絶妙のさじ加減で隊列をコントローㇽ
  • 先導車が3台で、実際に日々テストに使っているテストカーを使用。パドックで隊列を整えてから、1グループごとに間隔を空けてコースにインする手厚いサポート
  • Dクラスに参加した“黒子おやじ”さん。愛車は日産初代プリメーラで、1995年式の1オーナーだそう
  • 同乗走行はトーヨータイヤが用意したデモカーだけでなく、今回から参加者の愛車をプロがドライブするコンテンツが新たに追加された
  • 国内最高峰のスーパーGTドライバーに自分の愛車を乗ってもらう機会はそうそうないはず。ドライビングやマシンメイクなどを学ぶ絶好の機会。抽選に当たった人はラッキー
  • デモカーはR35 GT-R/GR86/ND型lロードスター/初代BRZの4台を用意。自分の運転と照らし合わせ何が違うのか、どこまで攻めていいのかを確かめられる
  • 運営本部にはプロクセスの全ラインアップをディスプレイ。今のイチ押しはドイツの耐久レースのノウハウが投入されたPROXES Sport 2
  • ショップブース、ステージイベントなどのコンテンツは今回なし。純粋に多くの人に走る楽しさを味わってもらう催しにシフトした
  • 参加台数は110台でピットはすべてクルマで埋まった。A、B、Cクラスは各30台、Dクラスは20台と、割とゆとりがある。アットホームな雰囲気でイベントは進行
  • 岡山国際サーキットのピットはすべてクルマで埋まった。Dクラスは、そのまま来てそのまま帰る人と想定し、パドック駐めに。ただし、休憩用のテントが用意された
  • インストラクターはPROXESアンバサダーの木下隆之選手、スーパーGTドライバーの坂口良平選手/小山美姫選手/塩津祐介選手の4人が参加した
  • 閉会式の前にトーヨータイヤのオリジナルグッズが参加者に当たる抽選会も開催。 参加者が手に持っているのは最新作であるパーカー。じつはPUMAとのコラボ商品だ
  • ブリーフィングルームもキャパシティがほぼギリギリ。参加者のトーヨータイヤ装着率も増え、プロクセスの名前が、スポーツカー好きの間でじわじわ浸透しつつある
  • 先導車付きのDクラスは5~7台を1グループとして走行。2回目の走行では1周ごとに先導車の後ろに付くクルマが入れ替わり、模範的な走り方が学べる
  • Dクラスに参加した“miv”さんとお父様(エリーゼでBクラスに参加)。参加車両はロードスターではなく、左ハンドルのMX-5
  • 前回と比べると参加者が約30人増えて、記念写真もかなりボリュームあるものに。認知の高まりとともに、さらにこの輪が大きくなる可能性は高い

サーキットイベントを通じてプロクセスを身近に感じてほしい!

2024年12月1日に「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」が岡山国際サーキットで開催されました。このイベントは、トーヨータイヤのグローバルプレミアムスポーツブランドである「PROXES(プロクセス)」の認知度向上を目的とするとともに、「サーキットをもっと身近に感じてほしい」という思いが込められており、より良い走行会を目指して試行錯誤を繰り返し、新たな試みも積極的に取り入れています。今回は初心者向けのスタートアップクラスを中心にイベントの模様をリポートしていきます。

第3回は枠いっぱいの満員御礼! 初心者クラスの参加費は5000円と破格

「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は初心者、中級者を軸に据えたスキルアップ走行会だ。現在はタイヤブランドを問わず参加できるのも魅力的。

数えて3回目となる今回は、応募開始後すぐに申し込み受付が終了するほどの盛況ぶりで、過去最高の110台がエントリーした。実際にはそれ以上に申し込みがあったそうだが、岡山国際サーキットのピットやパドックスペースの関係でこれ以上入れるのはイベントの運営上危険という判断で、泣く泣く締め切ったという。

人気の理由のひとつに挙げられるのが、リーズナブルな参加料金だ。走行回数やタイム(自己申告)でA〜Cクラスに分けられたフリー走行は30分×3本で2万5000円、サーキット走行が初めての人やブランクがある人に向けた先導車付きのスタートアップクラス(Dクラス)については20分×2本で5000円と破格。しかも、PROXES装着車の場合は、それぞれ40%引きの1万5000円と3000円となる。これに加え、お弁当まで付くという大盤振る舞いだ。

お祭り的イベントから本来の「走って楽しむ」催しに原点回帰した

さらに、今回は学生にもその40%引きが適用。「別の走行会に参加する予定でしたが、トーヨーさんのイベントに切り替えました」「自動車部のメンバーを誘いました」という参加者の声が多数聞かれた。また、参加車両もこれまでは現行車、ネオヒストリック世代が中心であったが、今回はS30型「フェアレディZ」や「ハコスカ」(3代目日産「スカイライン」)などの名車も見られた。3回目を迎えて「トーヨータイヤの走行会は破格らしい」という情報は広がりを見せているようだ。

5月に岡山国際サーキットで開催された第2回は「TOYO TIRES FAN MEETING」と共催で、同時多発的にパドック、コース内で何かが行われているお祭り的要素を盛り込んだが、DRIVING PLEASUREの参加者からは、「見るよりも走る回数を増やしてほしい」という声が寄せられたそうだ。

そうした意見を反映し、第3回となる今回は、3クラスだった走行枠を4クラスへ増やし、さらにPROXESアンバサダーの木下隆之氏を筆頭として現役のレーシングドライバー(インストラクター)が、用意されたデモカーだけでなく、参加者の愛車をドライブしてくれる同乗走行を新たに追加。走行会のあるべき姿である「走って楽しむ」ことに重きを置いた内容に変更し、スキルアップ走行会にふさわしいコンテンツが提供された。

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