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平屋建てのゆったりとした空間で愛車を愛でる…中庭にもクルマを置いてリビングから眺めるという贅沢に空間を使ったガレージハウス

平屋建てのゆったりとした空間で愛車を愛でる…中庭にもクルマを置いてリビングから眺めるという贅沢に空間を使ったガレージハウス

投稿日:

TEXT: ZAUS(ザウス)  PHOTO: 平野和司(HIRANO Kazsushi)

  • ガレージの屋根や片流れ。高い部分には棚が設置されている
  • クルマはガレージ内以外にも建物前に複数台を置くことができ、ゲストがクルマで訪れても余裕を持って駐車できる
  • ガレージの間口は約5mを超える。2台を並列で格納できる
  • ガレージの間口は約5mを超える。2台を並列で格納できる
  • 大きく張り出した屋根がアプローチにもかかり、店舗のような雰囲気の玄関周り
  • 中庭からガレージとLDKを見る。ガレージの奥の扉からクルマを後退させるとLDKからも愛車を眺められる
  • ガレージの奥の扉からクルマを後退させるとLDKからも愛車を眺められる
  • LDKとプライベートな空間の間にある中庭からの眺め。LDK越しに中庭に置かれた愛車も楽しめる
  • ガレージの奥の扉からクルマを後退させるとLDKからも愛車を眺められる
  • 玄関内部を見る。梁を表しにした屋根が外から続き、ソトとナカをゆるやかに繋いでいる
  • 玄関にある収納からガレージを見る。奥行き4mほどのスペースに棚がたくさん作られ使い勝手が良く、収納量も多い
  • キッチン方向を見る。キッチンの裏が洗面・洗濯室・クローゼットと浴室となっており、キッチンバックの左側の扉から出入りできる。右側の扉はクローゼットに直接入れる
  • 使いやすく収納量が豊富。来客時にキッチンの手元が見られないようにカウンターには高さが付けられている。正面の出入り口からパントリーがあり、そこを抜けるとプライベート空間へと続く
  • 2つの中庭に挟まれて光がたっぷりと入り、風が抜ける
  • キッチン裏にある洗面・洗濯・クローゼットを兼ねたスペース。こちらもたくさんの収納がある。洗面台、棚とも造作
  • プライベート空間にある個室。壁一面の収納に加えて、ロフトもある
  • 各部屋を必要以上に大きくするのではなく、中庭・廊下のとり方でゆったりと暮らせる間取り
  • 中庭からLDKを見る。約23帖の広さがある。奥にも中庭があり、ヨコ方向への広がりを感じさせる
  • 外からでも居心地の良さを感じさせるファサードデザインとなっているのが特徴
  • 外からでも居心地の良さを感じさせるファサードデザインとなっているのが特徴
  • クルマはガレージ内以外にも建物前に複数台を置くことができ、ゲストがクルマで訪れても余裕を持って駐車できる
  • 中庭からガレージとLDKを見る
  • 中庭からガレージとLDKを見る。ガレージの奥の扉からクルマを後退させるとLDKからも愛車を眺められる
  • ガレージの奥の扉からクルマを後退させるとLDKからも愛車を眺められる

理想の間取りをゆとりをもった敷地で

愛車とともに住まうことを考えるのは、クルマ好きならば一度はあるかもしれません。ドライブしていなくても、常に愛車を感じられる住まいは、クルマ好きにとっては理想の住居。そんな夢の「ガレージハウス」をAMWがご紹介。今回は、とにかくゆったり住まうためのガレージハウスです。

平屋建てで愛車を愛でる空間を

間口約22mもある台形の敷地。奥行きは長い所で約24m、短いところでも21.6mあり、面積は495平米(約150坪)と余裕のある敷地。道路に対して高低差もほとんどない。ガレージハウスとしてはたくさんのクルマが置ける理想的な土地形状。この敷地が持つ“広い”を活かしたガレージハウスのプロジェクトがスタート。

建築主の要望は、広い敷地を活かした間取り。各部屋を必要以上に大きくするのではなく、中庭・廊下のとり方でゆったりと暮らせる間取りを希望。また、愛車を眺めてリフレッシュする時間も欲しい。普段使いのクルマも置きたい。

この要望に応えたのは、建築家の矢部直輝さん。ザウスでもガレージハウスの設計を手がけることが多く、テイストは木質を活かしたナチュラルなスタイルが多い。そんな矢部さんの提案は、敷地南側の道路側にガレージ、その奥に広い庭を確保。建物を平屋建てにし、その庭を眺められるようにLDKを配置。

敷地北側の各個室とLDKの間に中庭を設けて、パブリックなスペースとプライベートなスペースをゆるやかに分けている。来客時には、リビングやダイニングを横切ることなく、プライベートスペースを渡って、直接パントリー、キッチンなど家事スペースに出入りできる導線を確保。ゲストにも必要以上に気を使わせることなく過ごしてもらえる。

庭に愛車を出して眺めるという発想

また、ガレージ奥の庭には、ガレージから直接庭にクルマを乗り入れできるように、芝生の一部がコンクリートになっている。ここに愛車をバックさせ、プライベート空間で洗車をしたり、LDKからクルマを眺めながら過ごすこともでき、忙しい日々で気持ちをリフレッシュできる大事な時間となる。もちろん、クルマ2台を並列で格納できるガレージ内で愛車と過ごすこともできる。

建物は平屋建てだが、各個室の一部がロフトになっていて収納力をアップさせている。余裕のある敷地にゆったりと配置された建物だが、平屋建てのため、外部に対して圧迫感は与えず、外からでも居心地の良さを感じさせるファサードデザインとなっているのが特徴。クルマはガレージ内以外にも建物前に複数台を置くことができ、ゲストがクルマで訪れても余裕を持って駐車できる理想のガレージハウスだ。

>>>ガレージハウスについて相談したい人はこちら

【建築概要】
構造:規模木造・平屋建て
敷地面積:495.4m²(約149.9坪)
建築面積:174.4m²(約52.8坪)
延床面積:155.5m²(約47.0坪)
ガレージ面積:35.0m²(約10.6坪)
設計:矢部直輝
施工:株式会社山本安工務店
撮影:平野和司

問:ザウス株式会社
>>>ザウスがプロデュースした「ガレージハウス」実例を見る

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