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1600cc車が80台も大集合!「レビトレ」から「インテグラ」などが集まった「九州テンロク・ミーティング」初開催…10月6日は「テンロクの日」

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

  • 美奈宜湖畔の隣にあるあまぎ水の文化村に、たくさんの“テンロク”車が集合
  • 世界的に人気のVW初代ビートル タイプ1と、日本生まれで海外でも高評価のスズキ スイフト。同排気量のカテゴリーが生んだ名車たち
  • トヨタ セリカは初代から4代目まで、1600ccもラインナップされていた
  • マツダ ロードスターは初代と2代目の一部に、排気量1600cc、B6-ZE型エンジンが搭載されていた
  • ケータハム セブン/スーパーセブンには、さまざまなエンジンの設定があった
  • スタッフたちの愛車。いすゞの1600ccといえばジェミニ。ZZハンドリング・バイ・ロータスやイルムシャーなど、ホットモデルもラインアップされていた
  • ホンダといえばシビックとCR-X。ライトウェイトコンパクトスポーツの代名詞でもある
  • いすゞ べレットは、同じ1600ccでも1968年のOHV搭載車と、1969年以降のSOHC搭載車が存在
  • ハチロクとともに、トヨタのテンロクといえば、初代MR2だ
  • セリカとシャシーを共用していた2代目トヨタ カリーナ。当時のトヨタ小型車の中では、スポーツ指向のファミリーカーだった
  • 4A-Gエンジン搭載で、ライトウェイトFRスポーツの大定番となったトヨタ スプリンタートレノ。発売から40年が過ぎた今現在も、プレミア高騰中
  • 開催当日は、10月初旬ながら汗ばむ陽気だった
  • 1997年のマイナーチェンジ時に6速マニュアル装備のスポーツグレードとして、GTが追加された8代目トヨタ カローラ
  • FFライトウェイトスポーツという、前輪駆動での新たな挑戦を果たしたホンダ CR-X
  • 会場にはミニカーやレアなポスターなどを販売するブースも参加
  • 見学者用の一般駐車場も見所満載。テンロクではないものの、ホンダの幅広い車種ラインアップを感じる並び
  • 一般駐車場で見かけたトヨタ 4代目 カローラ。4ドアセダンにも2T-GEU搭載の1600GTが存在
  • ホンダ 6代目 シビックは、歴代シビックの中で初めてEK9型タイプRが追加されたモデル。VTECを装備したB16B型エンジン、レカロの赤バケットシートにチャンピオンシップホワイトこそ、タイプRの証し
  • トヨタ AE111型 スプリンタートレノやミニも来場
  • 日産 スタンザ、マイクラC+Cといった珍しいクルマと、トヨタ カローラ、マツダ ロードスターといった人気車が同じ場所に並んだ
  • トヨタ 4代目 カローラ、スプリンターには、4ドアセダンに直列4気筒DOHCエンジン搭載した1600GTが存在した

1600ccというカテゴリーには、魅力的なクルマがたくさんありました

1980年代~1990年代にかけては、各社から熱い走りを見せてくれるコンパクトスポーツが人気だった時代でした。それらの排気量は1600ccで、クルマ好きは親しみを込めて「テンロク」と呼び合ったものでした。そんな「テンロク」車だけを集めたミーティング「九州テンロク・ミーティング」の模様をお伝えします。

テンロクのコンパクトスポーツは今や絶滅危惧種!?

毎週末に日本各地でさまざまなクルマのイベントが開催されているが、今回紹介するのは2024年10月6日(日)に福岡県にある、あまぎ水の文化村で開催された「九州テンロク・ミーティング」だ。「テンロク」とは、1600ccの排気量の俗称。かつてファミリーカーとして一般的なサイズとなったこのクラスで、若者をターゲットとしたスポーツモデルが続々と追加されたのだ。

その代表格は、1972年に登場したトヨタ「カローラレビン」「スプリンタートレノ」だろう。1980年代に入ると各社から高性能なクルマも続々と登場したこともあり、1980~1990年代はまさにテンロク天国だった。

この排気量で思い出される主な人気車は、トヨタ「MR2」、ホンダ「シビック」「CR-X」「インテグラ」、三菱「ミラージュ」、日産「ブルーバード」「サニー」、「パルサー」、いすゞ「ジェミニ」、ダイハツ「シャレード」、マツダ「ロードスター」、そして現行車のスズキ「スイフト」だろうか。

しかし、国内でのスポーツカー需要の衰退や、自動車税区分の影響もあり、排気量1600ccというカテゴリーは、もはや過去の遺物となってしまっている。

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