2023年から4回目の開催を迎えるタイヤメーカー主催の走行会
2023年からスタートしたTOYO TIRESが主催している「PROXES DRIVING PLEASURE(プロクセス ドライビングプレジャー)」。走る体験を通じてPROXESブランドを身近に感じてもらうための試みです。2025年4月19日、4回目の開催となる「PROXES DRIVING PLEASURE」が岡山国際サーキットで行われました。そのレポートをお届けします。
タイヤが持つ真の性能をサーキットの走行体験で感じてもらいたい
アフターパーツメーカー主催の走行会は近年増えつつある。そのなかでトーヨータイヤのイベントは、参加者をトーヨータイヤ装着車に限定せず、広く門戸を開き、さらにサーキット初心者/未経験者でも安心して参加できるように先導車付きのクラスや一般ユーザー向けの体験クラスも用意。走ることに対する不安や面倒を限りなく払拭し、サーキットに足を運ぶ後押しをする環境作りを進めている。
とはいえ、PROXES装着車は優遇されており、参加費は定価の40%OFF(A、B、Cクラス=走行料金2万5000円が1万5000円、スタートアップクラス=走行料金1万2000円が7000円、学生も同料金)、プロドライバーによる同乗走行への優先的な案内など、さまざまなメリットを享受できる。
こうした地道な取り組みが実を結び、回を重ねるごとに参加枠が早期に埋まり、前回に引き続いて走行枠はフルエントリー。出展ブース展示も増え、ピット、パドックはかなりの賑わいを見せた。
参加費用4000円! 一般ユーザーのためのエンジョイクラスを新設
コンテンツはタイムアップを目指す中・上級者向けの走行会であるA、B、Cクラス、前回好評だった先導車付きカルガモ走行のスタートアップ(D)クラス、スキルアップに最適なインストラクターによる同乗走行などはこれまでと同様だ。
注目すべきは新設されたエンジョイ(E)クラスで、車種不問、ヘルメット不要、同乗OK。人にも愛車にも手を加える必要はなく、まさに手ぶらでレーシングコースを走るお試し的なものだ。走行は2列で隊列を組み、ピットイン、ピットアウトを含めてコースをゆっくりと3周走るパレードラン。目的はライン取りなどのサーキット走行の基礎を学ぶことではなく、サーキットを「見て、触れて、感じる」こと。
走行前にはホームストレートのグリッドに愛車を止め、記念撮影の時間も用意されるなど、家族や友人との休日のレクリエーション、思い出作りとしてももってこい。しかも、参加費は破格の4000円。「サーキットを1度は走ってみたい」と考えるユーザーは次回があるなら参加すべきだろう。














































































