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36回目を迎える新年クラシックカーラリーに潜入!長年続けられる秘密を発見できた

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)/沼田 亨(NUMATA Toru)

  • 競技後の楽しみはボリューム満点のランチ。その質の高さには定評がある
  • 2026年で36回目の開催。年代を問わないモーガンが一大勢力となる
  • 今回は4人の30代オーナーがエントリー。うち3人は女性と、若い世代の活躍も光った
  • ドライバーズミーティングで、コマ図に注意点などを書き込むエントラント
  • コマ図を覗き込んでいるのは、祖父母とお孫さんの4人で参加したエントラント
  • 新年最初のクラシックカーラリー。エントラントとスタッフが再会を喜ぶ姿が各所で見られた
  • 夫婦で楽しむエントラントも多い。スカイライン2000GTで参加の新井さん夫妻
  • 女性オーナーの参加が多いのも特徴だ。オースティン・ヒーレー・スプライトの中村さん夫妻。夫はスーパーセブンを所有し、夫婦それぞれでオープン2シーターを楽しんでいる
  • モーガン一族は年式を問わず参加可能。この日も主役として存在感を放っていた
  • モーガン一族は年式を問わず参加可能。この日も主役として存在感を放っていた
  • スタートを待つアルファロメオ1300TIと、それに続くフィアット500F
  • 強風で厳しい体感温度のなか、屋根を開けてスタートするアルファロメオ・ジュリア・スパイダー・ヴェローチェの千田・橋本組
  • ソロエントリーで元気に出発する細川さんのトライアンフTR4A
  • 今回は3カ所のチェックポイント(CP)を設置。最初のCPに到着したMG-Aのオーナーに安堵の表情が浮かぶ
  • 最新のモーガン・プラス6を先頭に栗山川沿いを走る。2カ所目のCPは目前だ
  • 道の駅多古を目指すウーズレー・ホーネットの武田さん夫妻。後部座席では産まれたばかりの愛娘が眠る
  • コース途中の分岐点にある道祖神と祠が、ロータス・エランを見守る
  • 今回唯一のドイツ車として参加した1964年式のポルシェ356C
  • その模様は地域のテレビ局や新聞でも取り上げられ、交流の輪が広がった
  • 成田市長の小泉一成氏より、代表エントラントへの花束贈呈が行われた
  • 1939年式ベントレー4 1/4リッター・ハイヴィジョン・サルーンを操る若い女性ペアがゴールを目指す
  • 1960年式オースティン・ヒーレー・スプライトの中村さん夫妻に、モーガンやオースティン・ヒーレー3000が続く
  • 二宮さん夫妻の1975年式フェアレディZがラストスパート
  • 緑のトンネルをくぐる松澤・相川組の1963年式トライアンフ・スピットファイア
  • ゴール後は、オートテストと「輪投げ」のゲームが待ち構える
  • オープンカーは有利に思えるが、突風に翻弄されシュートが逸れてしまう
  • 成功者は現れなかったが、真剣な表情がすぐに笑顔へと変わる楽しいひとときとなった
  • モーガン・クラブ・ニッポンが主催するニューイヤーラリーの会場、ホテル日航成田の駐車場に集結したクラシックカーたち
  • エントラントとスタッフ全員での記念撮影が、NYR 2026を締めくくった
  • バックでの車庫入れ後に輪投げを行うが、これが非常に難しい
  • CP「社会福祉法人まごころ」では、多くの利用者や職員が出迎えた

モーガン・クラブ・ニッポンが育ててきたラリーイベント

クラシックカーラリーの世界には、速さや順位だけでは測れない楽しみがあります。イギリスの名門スポーツカー「モーガン」を中心に集う愛好家たちが、新年の恒例行事として続けてきたラリーイベントが2026年も開催されました。舞台は千葉県成田市周辺の一般道。コマ図を頼りに走り、途中では思いがけない“お楽しみ”も用意されています。じつは開催36回目というこのイベント。なぜ、これほど長く続けられているのか。その理由は、走り終えたあとの笑顔になれるさまざまな「アレ」がありました。

門戸を広げてクラシックカーイベントとして発展してきた

イギリスの伝統的なオープンスポーツカーといえば、真っ先に「モーガン」を思い浮かべる人も多いことだろう。1930年代から変わらないクラシカルなデザインでありながら、最新のエンジンを搭載し、現代的な素材や接合技術を取り入れて性能と快適性を向上させている。このクラシックとモダンの融合は、熟練の職人によるハンドメイドで完成され、現在も世界中の顧客へと届けられている。

その魅力に惹かれた日本のエンスージアストたちによる組織「モーガン・クラブ・ニッポン(MCN)」では、設立時より年間を通してメンバーの親睦を深めるイベントを行ってきた。そのなかのひとつとして、コマ図と呼ばれるルートマップに記されたコースを指定された平均速度でいかに正確に走行するかを競う「アベレージラリー」の要素に加え、コース途中にある道の駅などでの「お買い物競争」、いくつかの設問に答える「スカベンジャーラリー」の要素もプラスされたラリーイベントを開催している。

当初はクラブ内イベントであったが、その後、他車種の愛好家たちとの懇親の意味も込めて門戸を広げたオープンイベントへと発展した。2012年からは「MCN New Year Rally(MCN NYR)」と称し、クラシックカーオーナーたちの新年最初の行事として定着。2026年の今年、通算で36回目を迎えた。

千葉県成田を舞台にしたラリーに50台のクラシックカーが集結

スタートおよびゴール、そして表彰パーティの会場として長年親しまれているのは、ホテル日航成田だ。貸し切りの駐車場には、朝早くから50台のクラシックカーが集結した。ここ数日は極端な寒暖差があったが、イベント当日は気温が13℃を超える予報となっていた。しかし、前日からの強い風の影響で体感温度はずっと低く感じられた。それにもめげず、幌を上げずに会場入りするオープンカーの猛者たちの姿も見られた。

受付を済ませたエントラントは、ゼッケンを愛車に貼り、チェックポイントまでの距離を読み解くなどコマ図との睨めっこを始める。そして、コース上の交通状況などの注意事項を伝達するドライバーズミーティングを終えると、いよいよスタートだ。

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