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彫刻的なスポークデザインが美しい! ワーク シュヴァート・クヴェルIIの機能美と造形美

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TEXT: 遠藤 彰(ENDO Akira)  PHOTO: オマドーン(OMMADAWN)

  • トヨタ アルファード:ワーク「シュヴァート・クヴェルII」は、19インチ(7.5J)から22インチ(12.5J)まで豊富にサイズが用意され、ミニバンからセダンまで幅広い車種に合わせた対応が可能だ
  • WORK:シュヴァート・クヴェルIIの全体像。写真は新色であるグリミットブライトシルバー(GBS)だ。彫刻的なスポークとシームレスな造形が生み出す、圧倒的な存在感と美しさを兼ね備えたホイールである
  • WORK:スポークの天面がより細く、スマートな造形へと進化した。水が流れるごとく柔らかで滑らかな彫刻作品的な美しい立体感を描き出している。リムとの接合部における自然なつながりも完成度を高めている
  • WORK:高低差と立体感のあるスポークが交互に配置されることで、メリハリ感のある姿が完成。開口部をあえて絞って最大化することで、スポークの“足長感”と大口径感をさらに強調するデザインとなっている
  • WORK:スポークの先端は少し切り欠くなど、細部にまでこだわりのデザインを反映した。スポークサイドは側面の段差を排してスッキリとさせ、視覚的なノイズをなくした無駄のない滑らかなシルエットを描く
  • WORK:こちらはマットブラック(MBL-K)のディスクに、ブラックアルマイトリムを組み合わせた仕様。センターキャップ、ピアスボルト、エアバルブはカスタムオーダープランを採用したオプション仕様だ
  • WORK:こちらはアッシュドチタン(AHG2)のディスク仕様。センターキャップとピアスボルトのゴールドカラーは、カスタムオーダープランを採用したオプションとなっている。好みに合わせた多彩な選択が可能
  • WORK:こちらはグリミットブラック(GTK)のディスク仕様。ディスク面における陰影のコントロールは、見る角度によって異なる立体感を生み出す。光と影を操ることで静止状態でも躍動感を演出するカラーだ
  • トヨタ アルファード:装着サイズは21×9.5J+27。車両のカスタマイズは愛知県名古屋市のプロショップ「エイトーレ」が担当した。それぞれの車両に合わせた高精度なツライチセッティングが見事に決まっている
  • トヨタ アルファード:新色であるグリミットブライトシルバー(GBS)を装着。高輝度な艶感が繊細なエッジの一本一本を際立たせ、昼と夜、走行中と停車時のすべてにおいて、足元をドラマチックに演出する

初代の価値観を引き継ぐ名作ホイールの最新モデル

名作ホイールの系譜を受け継ぎながら、さらなる高みへと向かうワーク「シュヴァート・クヴェルII」が登場しました。彫刻的なスポークとシームレスな造形が生み出す圧倒的な存在感にくわえ、新色の輝きが足元をドラマチックに演出します。進化とは何かを体現した、次世代スタンダードともいえるホイールの魅力と詳細をご紹介します。

彫刻的な立体感を獲得し現代的に研ぎ澄まされた正統進化

名作には、続きを期待させる力がある。ワークのシュヴァートブランドが誇る「クヴェル」は、まさにそんな存在だった。そして今、その系譜は次なるフェーズへと突入する。

新作となるワーク「シュヴァート・クヴェルII」は、初代が築き上げた世界観を色濃く継承しながら、造形・質感・存在感、そのすべてを現代的に研ぎ澄ました正統進化モデルとして登場した。センターからリムエンドへと流れるスポークは、彫刻的ともいえる立体感を獲得。さらに側面の段差を排したシームレスな構成が、視覚的な広がりと大口径感を演出する。

タイトにまとめ上げたR形状が輪郭を引き締め、開口部をあえて絞ることで、スポークの“足長感”を際立たせている。

加えて、細部への作り込みも見逃せない。スポークサイドに施された繊細なライン処理や、ディスク面における陰影のコントロールは、見る角度によって異なる立体感を生み出す計算されたデザインである。単なる意匠にとどまらず、光と影を操ることで、静止状態でも動きを感じさせる躍動感を演出している点が秀逸だ。

また、リムとの接合部における自然なつながりも、完成度を押し上げる要素のひとつ。視覚的なノイズを極限まで排除することで、ホイール全体が一体のオブジェのように成立している。これは単なるデザインの進化ではなく、魅せ方そのものを再構築した結果といえるだろう。

ドラマチックに表情を変化させる新色グリミットブライトシルバー

注目したいのが、デモカーのトヨタ「アルファード」に装着されている新色の「グリミットブライトシルバー」だ。高輝度な艶感は繊細なエッジの一本一本を際立たせ、光の当たり方ひとつで表情をドラマチックに変化させる。

昼と夜、走行中と停車時、そのすべてで異なる顔を見せる完成度の高さは圧巻だ。とくに街灯やネオンの下では、スポークの輪郭が鋭く浮かび上がり、まるで別のホイールかのような存在感を放つ。

さらに、サイズバリエーションやインセット設定の幅広さも見逃せないポイントである。多様な車種やスタイルにフィットする柔軟性を備えつつ、それぞれの車両に合わせたツライチセッティングを高精度で実現可能とする。ドレスアップ志向のユーザーはもちろん、走りとスタイルの両立を求める層にも強く訴求する仕上がりだ。

クヴェルIIは単なる後継モデルではない。シュヴァートというブランドが「今、どこに立ち」「これからどこへ向かうのか」を雄弁に物語る存在だ。積み重ねてきた美意識を継承しながらも、時代に合わせてアップデートする柔軟さ。その両立こそが、このホイールに宿る本質である。

そしてなにより、この1本がクルマ全体の印象を塗り替える力を持っているという事実。それこそが名作の続編に求められるもっとも重要な条件であり、クヴェルIIが確かにそれを体現している証といえるだろう。

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