昭和街道レーサーの魂が宿る!ハイエースを「旧車メイク」で魅せる究極のヤンチャスタイル
実用性とカスタムの面白さで高い人気を誇るトヨタ「ハイエース」。そんな定番車を、あえて昭和街道レーサーや旧車スタイルで仕上げる「ヤンチャカスタム」が大きな注目を集めている。独自の加工とこだわりパーツで究極のスタイルを手に入れた2台のカスタムハイエース。その魅力を余すところなく徹底解説する。
ただ走るだけじゃない!昭和レトロとレーススピリットが融合した、大人のハイエースカスタム
旧車ルックに仕上げた2台が放つ圧倒的なスタイリッシュさは、日本のドレスアップシーンにおいて、圧倒的なシェアとカスタムベースとしての可能性を誇るトヨタ ハイエース。エアロの装着やローダウン、ラグジュアリースタイルなど多種多様なアプローチが存在する中で、今ひと際強い個性を解き放ち、見る者を惹きつけてやまないのが「旧車ルック」をテーマにしたカスタマイズだ。
直線的でボクシーなハイエース本来のフォルムは、実は1970年代から1980年代にかけてサーキットやストリートを駆け抜けた昭和の街道レーサーやレースカーの造形美と抜群の親和性を誇る。今回登場するブラックとシルバーの2台は、まさにその「旧車スピリット」を現代のハイエースに落とし込んだ極上の1台。緻密なパーツ選びと圧巻のオリジナル加工によって組み上げられたその姿は、単なる懐古趣味にとどまらない、圧倒的にスタイリッシュでスパルタンなオーラを放っている。
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漆黒の街道レーサー・ブラック・ハイエース
まず紹介するのは、硬派な街道レーサーの佇まいを全身で表現した“K”サンのブラック・ハイエースだ。 フロントマスクには、ビーキャス製のバッドフェイスボンネットにオリジナルダクトを加工追加し、鋭く不敵な表情を創出。チンスポイラーやビタローニ風ドアミラー、フロントに配されたダミーオイルクーラーが、当時の雰囲気を生々しく醸し出す。
サイドは加工オーバーフェンダーによってワイド化され、足元にはクラシックデザインの名作、ファブレス・ヴァローネXR-6(17×10.5J インセット-5)をセッティング。引っ張りタイヤ(ホイール幅に対して細めのタイヤを装着し、タイヤのサイドウォールを外側へ引っ張ったような状態にしたセッティング)との絶妙なマッチングが極上のツライチを魅せている。
さらに圧巻なのがリアセクションの造形だ。ドアノブやテールランプ、ナンバーポケットをすべてスムージングし、なんとセリカリフトバック(LB)のテールランプを加工移植。オリジナルデュアルマフラーの重厚なサウンドも手伝い、昭和の名車を彷彿とさせる孤高のリアビューを完成させている。 足回りには玄武のハイパートーションバー(ねじれを利用して車体を支える棒状のばね)やクラウドウォーカーショック、4インチダウンブロック等をフル投入し、生足(エアサスではなく車高調でローダウンした足まわり)での圧倒的なローフォルムを実現。
インテリアにもオートルックのフルバケットシートやサベルト製4点式ベルト、グローブボックス内に各種追加メーターを埋め込むなど、走りの熱気が充満する空間に仕上がっている。
洗練されたレトロ走りの真髄・シルバーハイエース
続いて紹介するのは、レトロな走りのディテールを精緻に組み上げた、Mさんのシルバー・ハイエースだ。 ビーキャスの「ベビーギャング」シリーズを基本ベースに、チンスポイラー、フロントサイドスポイラー、バッドフェイスボンネット、ダックテールウイングなどを惜しみなく投入。
フロントグリルは艶消しブラックで引き締め、セカンドハウスのイエローライトカバーと、バンパー下部に露出させたFC(RX-7)用オイルクーラーが、レーシーかつ強烈なアイキャッチとなっている。 足元には、アーチ下げオーバーフェンダーVer.4と、ビーキャス BEE-Ⅱ(17×10.0J インセット-10)を組み合わせ、4インチローダウンされた車高と相まって極限のツライチセッティングを作り出す。
リアゲートは完全にスムージングされ、T.S.Dスタイリングのリアバンパーと2本出しストレートマフラーが精悍さを加速。 室内は、水野ワークス製の28φ小径ウッドステアリングやTRD製ウッドシフトノブ、そしてTRD製フルバケットシートを採用。植毛屋オリジナルのダッシュパネルやクラフトプラスのコンソールボックスが合わさり、クラシカルでありながら上質なコックピット空間が構築されている。
旧車ルックで楽しんでみるのも絶対にアリなカスタマイズだ
現代の車であるハイエースをベースにしながら、昭和の情熱やレーシングスピリットを見事に現代に蘇らせたこの2台。加工やパーツ選定のすべてにオーナーの美学が貫かれており、ストリートで視線を独占する圧倒的なスタイリッシュさを獲得している。 王道のカスタムスタイルも魅力的だが、自分だけのこだわりやノスタルジーを思い切り詰め込んで「旧車ルック」でハイエースを楽しんでみるのも、大人のカスタムライフとして非常にアリではないだろうか。懐かしくも新しいこのスタイルが、あなたのカスタム心をきっと激しく刺激してくれるはずだ。
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