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市販を期待したいオーテック・リーフ!インテリアはホワイトの上質な素材を採用

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

オーテック初の2トーンカラーモデル

 プレミアムスポーツという新たな価値を創造しているAUTECHシリーズ。2月9日からインテックス大阪で開催されている大阪オートメッセの日産自動車ブースには、すでにリリース済みのセレナ、ノート、エクストレイルのAUTECH仕様に続く第4弾を示唆するリーフAUTECHが展示されていた。

 鮮やかなオーテックブルーを纏ったエクステリアに対して、内装は今年1月からスタートした「プレミアムパーソナライゼーションプログラム」に倣ったホワイトのインテリアとなっており、オーテックの本拠地である湘南・茅ケ崎の青い空と海、そして白い雲を思わせる配色となっている。

 エクステリアについては、フロントバンパーはリーフNISMOと同形状のものを使用しながらも、他のAUTECHシリーズと同様にバンパー下部をメタル調フィニッシュとし、フォグランプ周りにはドット調の加飾を施している。他のAUTECHシリーズはフロントグリルにドット調の加飾を施しているが、リーフに関してはフロントグリルにカメラが備わるため(一部グレード)変更することができず、フォグランプ周りとなっているようだ。

 一方のリアバンパーは標準車と同形状としながらも、フロントと同じく下部にメタル調フィニッシュを施してフロントとの統一感を演出。ルーフはブラック塗装となっており、オーテックブルーを採用した車種としては初めて2トーンカラーを採用したモデルとなっている。

 現時点ではあくまでコンセプトということで、パワートレインや足回りのチューニングなどは未定となっているが、ノートやセレナにはNISMOとAUTECH SPORTS SPECが用意されていることから、すでにリーフNISMOが存在しているリーフに関してもSPORTS SPECの登場を期待したいところだ。

 広報担当者によると、オーテックブルーの存在も多くの人に知られつつあり、ピュアスポーツのNISMOと、プレミアムスポーツのAUTECHという棲み分けが浸透してきたと話してくれた。AUTECH=ブルーという図式が受け入れられてきたということで、新たなAUTECHシリーズの登場を心待ちにしておきたい。

 そしてピュアスポーツ版となるリーフNISMOだが、ユーザーから航続距離が増え、出力も向上した新グレードのリーフ『e+』をベースにしたものを熱望する声もあるようだ。すでに標準車に対して専用VCMでレスポンスなどが向上しているNISMOだけに、e+をベースにしたときにどこまで手を入れるべきかなど、課題は多いようだが、ユーザーからの熱い声によっては登場する可能性は決して低くはないだろう。

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