ふくしま復興へ! 日産が電気自動車「リーフ」のカーシェアリングを提供

ふくしま復興へ! 日産が電気自動車「リーフ」のカーシェアリングを提供

交通インフラが不十分な地域に3拠点目を開設

 日産自動車は、3月15日、福島県浜通り地域に新たな「NISSAN e-シェアモビ」の拠点、小高ステーション(福島県南相馬市小高区)を開設した、と発表した。昨年12月にスタートした浪江町、富岡町に続く3つ目のカーシェアリング・ステーションとなる。

 カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」とは、 福島イノベーション・コースト構想推進機構の「福島イノベ交通ネットワーク実証事業業務」のプロジェクト「はまモビ」に伴い、昨年12月18日より福島県浜通り地域等での実証実験として運用を開始した。

 福島県の浜通り地域は、2011年に起きた東日本大震災後、福島第一原発事故の影響などにより、まだまだ公共の交通インフラが不十分な地域が残されている。それを補う交通手段のひとつとしてカーシェアリングを提供しているわけだ。リーフ カーシェアリング 福島県

 具体的には、「NISSAN e-シェアモビ」のステーションに電気自動車の日産リーフを配置。会員登録者は利用時間に応じて料金を支払えば、自由に使用することできる。すでに運用を開始している「浪江」と「富岡」の両ステーションでは、借り出しをしたステーションに車両を戻す「ランドトリップ(往復利用)」と、借用時とは異なるステーションに返却する「ワンウェイ(片道利用)」が可能。ランドトリップとワインウェイそれぞれ2台ずつが各ステーションに配置されている。リーフ カーシェアリング 福島県

 新たに開設された小高ステーションには1台のリーフを配置。再び借り出した小高ステーションに車両を戻すラウンドトリップ(往復利用)のみとなる。

 ちなみに福島イノベーション・コースト構想とは、東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の復興・再生、新たな産業基盤の構築を目指して取り組まれている、国家プロジェクト。日産は、この実証事業を通じて福島県でのカーシェアリングの導入効果や事業採算性、今後の持続的な実現に向けて課題と対策を整理し、福島イノベーション・コースト構想へ提案するという。


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