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古いクルマこそ価値あり! エンジン制御用コンピュータのリフレッシュ内容と効果について

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 増田貴広

オーナーだからこそわかる違い

 もともととくに不調だったわけではないので、ECUをリフレッシュしたといっても何かが劇的に変わったわけではない。しかし、点火系回路のアップグレードが効いたのか、低回転のNA領域のトルク感が厚くなっているように感じられる。

 とくにターボが効き始める前後の3000回転付近で、負圧から正圧に移行するあたりでアクセルをちょっと踏み足したときに感じる力強さは、これまでとはひと味違う。おそらくシャシダイなどで計測しても分からないぐらいの差かもしれないが、オーナーであればその違いは体感できるに違いない。

 また真夏になり、燃費には厳しい季節になったにもかかわらず、梅雨明け前と燃費が大して変わらないということから、燃費も多少伸びたと推測できる。それ以上に、ECUがリフレッシュされたことで得られた安心感はもっと大きい。ポツポツと細かい不具合が出はじめてきた26年前のクルマだからこそ、少なくともECU系のトラブルの心配はないはずだと思える心強さは何とも言えない。

 繰り返しになるが、転ばぬ先の杖でトラブルが出る前、故障する前に専門家の診断を受けることをオススメしたい。

【詳しくはこちら】

取材協力 キャニーエクイップ

http://cannyequip.com/

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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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