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ある意味「究極」のGT-R! NISMO大森ファクトリーの「CRS」の正体とは?

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: NISMO、GT-R Magazine編集部、Auto Messe Web編集部

欧州コンプリートカーメーカーのような至高のトータルバランスの良さ魅力

 1996年に発売されたNISMO400R以降、NISMOがプロデュースしたGT-Rコンプリートカーは2004年の「NISMO Z-tune」まで発売されることはなかったが、車両トータルで開発する手法は継続され、2000年ごろにはストリート向けのSチューン/サーキット向けのRチューン、チューンドECUのスポーツリセッティングなど現在のNISMOの主力となっているパーツ群が矢継ぎ早に発売されるなどNISMOカスタマイズは隆盛を極めたといっていい。NISMO Z-tune 34GT-Rのフロントビュー

 もうひとつ、NISMOカスタマイズの特徴はパーツに保証が付くことだ。今となっては数多くのパーツメーカーが商品に保証を付けるようになったが、その先鞭をつけたのはNISMOといっていいだろう。性能向上だけでなく、パーツを付けることに信頼と安心をプラスしたことはアフターマーケットにとって非常に大きな出来事であったといえるだろう。NISMO「CRS」の33GT-R

 大森ファクトリーが製作したCRSは1990年代から続く、NISMOカスタマイズパーツの開発手法を継承。日産自動車の施設を使った計測やストリートからサーキットまで納得いくまでテストを実施。また、開発を通じて時代に合わせた新たなパーツが生まれるなど、妥協のないマシンメイクを行う姿勢は変わらない。NISMO「CRS」のR35GT-R

 CRSはパワーやトルクといった数字に左右されることなく、開発コンセプトに合わせ、自動車メーカーのクオリティで磨き上げた至高のトータルバランスが何よりの魅力。チューニングカーのネガティブな部分を感じることなく、普通の人がさらりと乗っれ、同時に質感の高さを味わえる、まさにメルセデスベンツのAMGやBMWのMシリーズ、アウディのSシリーズといった欧州コンプリートメーカーのような仕上がりのGT-Rなのだ。

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