伝説の「レーシングカー」から「オート三輪」まで! 日産・ホンダ・三菱・マツダの博物館が圧巻のラインアップだった (2/3ページ)

F1マシンからスクーター、発電機に至るまでホンダのDNAが詰まった博物館

 1998年にホンダが創立50周年記念事業の一環として、栃木県茂木町に建設したツインリンクもてぎの一角にオープンしたホンダの企業博物館がホンダコレクションホール。

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日産、ホンダ、三菱、マツダが運営する自動車博物館の紹介画像はこちら 運営はホンダの子会社で、鈴鹿サーキットの運営も行っているモビリティランドが担当。収蔵品は、以前は鈴鹿サーキット内に保管されていたホンダ製の2輪と4輪に加えて、同社の営業の柱の一つであるパワープロダクツ(汎用製品)も含めて収蔵展示していて、ホンダならではの博物館となっています。日産、ホンダ、三菱、マツダが運営する自動車博物館の紹介画像はこちら

 また、基本的に全車を動態保存しているというのもコレクションホールの大きな特徴となっています。一般車両でも動態保存はハードルが引き上げられることになりますが、コレクションホールで多くが収蔵されている競技車両、特に最近のF1マシンは機械部分よりも電子制御の部分が大きく、ホンダの技術者だけでは動態確認テストが難しいという一面も出てきています。それでも多くの収蔵車両を動態保存し、定期的に動態確認テストを行っていますが、このテストも人気コンテンツの一つとなっています。日産、ホンダ、三菱、マツダが運営する自動車博物館の紹介画像はこちら

 またこれはトヨタや日産、マツダといった他社の博物館にも協力を仰ぎながら、レーシングカーや市販モデルにスポットを当てた企画展を数多く実施しているのも、コレクションホールの活動の柱となっています。エントランスホールには、4輪のF1GPや2輪の世界GPで勝利を収めたグランプリカーや、ライトウェイトスポーツのホンダSと、生産販売台数で世界最大となったスーパーカブなど、本田宗一郎が開発を指揮したクルマやバイクを背に、彼が残した『夢』の揮毫をあしらったボードが入館者を迎えてくれるから、本田宗一郎に心酔するファンにとっては紛れもない聖地となっています。日産、ホンダ、三菱、マツダが運営する自動車博物館の紹介画像はこちら

 個人的には、これまで所有し乗り継いできたクルマたちに想いは募るのですが、中でも一押しは、常設展示ではないのですが、S800をベースに、空力的なオープンボディを架装したコニリオです。元は我が家にいたS800が、突然レーシングスポーツに生まれ変わったものだから、その驚きは半端なかったことを今でも鮮明に覚えています。ホント、びっくりしましたよ。日産、ホンダ、三菱、マツダが運営する自動車博物館の紹介画像はこちら

【ホンダ・コレクション・ホール/Honda Collection Hall】
◆入館料:無料(ツインリンクもてぎの入場料・駐車料は必要)
◆開館時間:季節や曜日により異なる(要H.P確認)
◆休館日:年末年始など除外日あり(要H.P確認)
◆栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
◆tel.0285-64-0341
http://www.honda.co.jp/collection-hall/

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砂漠の王者へと続く三菱の歴史に浸る

 愛知県岡崎市にある三菱自動車の技術センター内に設置されている三菱オートギャラリーは、同社初のクルマとして1917年(大正6年)に登場した三菱A型から最新モデルまでのクルマとスクーターなど、主要製品を収蔵展示する、三菱自動車の自動車博物館(企業博物館)です。日産、ホンダ、三菱、マツダが運営する自動車博物館の紹介画像はこちら 1989年(平成元年)に開館し、2017年(平成29年)に大幅にリニューアルされました。それまではホール全面に、フォーミュラからパジェロやギャラン、ランサーなどのレーシングカーも含めて多くのクルマやエンジンが展示されていましたが、このリニューアルを機に一角に喫茶スペースを設けるなど、より楽しめる博物館へと進化しています。日産、ホンダ、三菱、マツダが運営する自動車博物館の紹介画像はこちら

 もっとも、スペースが狭くなり、さらに展示スペースをゆったりと確保したことで、展示車両の台数が少なくなったのは少し残念ですが、それでも三菱の源流とされる1917年式A型や35年式に誕生した国内初のフルタイム4WDのPX33などのレプリカやシルバーピジョンと命名された戦後のスクーター、さらに初期の3輪軽トラック、そして4輪乗用車として初の量販車となった三菱500まで、三菱自動車の前身だった新三菱重工業(中日本重工業から改名)が三菱日本重工業(東日本重工業から改名)や三菱造船(西日本重工業から改名)と合併する以前の、三菱自動車の黎明期の、製品は展示されていました。日産、ホンダ、三菱、マツダが運営する自動車博物館の紹介画像はこちら

 さらに三菱のモータースポーツを象徴するラリーレイドに関しては、ベースとなったパジェロや、それをベースに仕立てられた競技車両など数多くの展示車両が並び、三菱ファンやパジェロ・ファンにとっては必見の博物館となっています。個人的には、リニューアル以前に展示してあったコルトF2がお気に入りでした。またいつの日か、入れ替えリニューアルを楽しみにしています。日産、ホンダ、三菱、マツダが運営する自動車博物館の紹介画像はこちら

【三菱オートギャラリー/Mitsubishi Auto Gallery】
◆入館料:無料
◆開館時間:9:00~12:00/13:30~16:30(要予約)
◆休館日:土曜日、日曜日、5月・8月・年末年始に連休あり
◆愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地
◆tel.0564-31-3100
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/corporate/aboutus/facilities/autogallery/

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