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あまりに行きすぎた「GT-R部品価格」高騰の闇! 騙されたくない人に伝えたい真実

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: Auto Messe Web編集部

本当に程度の良い中古Rを選ぶポイントは?

 履歴がしっかりし、きちんと車齢を重ねてきた個体を手に入れるには、どうしたらいいのか? 究極は「人となりをよく知るGT-Rオーナーに交渉し直接譲ってもらう」がベストである。これは実話だが、2オーナーで「年式、距離なりで程度は中くらい」だった個体がディーラー経由(下取り)で業者オークションに流れたが、次の所有者が落札した際、外装の塗装が斑になっていた。よく観察すると、中途半端な素人仕事で塗装が劣化した部分にクリア塗装が上塗りされており、むしろ修復が難しくなった、なんてこともある。この場合の「犯人」はディーラーなのかは不明だが、「さっさと見た目を整えて、売値を高くしてやろう」と考えた第三者が介在したのは確かだ。

 あとは老舗のGT-R専門店に在庫している程度のいい個体を吟味して購入するのも一つである。できれば現役のGT-Rオーナーと一緒に専門ショップを訪問することをお勧めする。オーナーでないと気がつかない「壊れていると意外と修理代が高い箇所」「新品純正部品がすでにない」ポイントは結構ある。専門店の話はとても参考になるが、現役オーナーの「セカンドオピニオン」も重視したい。

 第2世代GT-RはR32で登場32年、R34ですら22年が経過している。正直「どうして程度極上車がこんなにまだ存在するの?」と疑うファンもいるだろう。だけど、距離がそれなりに走っていて、部品も年式、距離なりにボロボロ、という個体も実は「意図的に作られた悪いコンディション」かもしれないのだ。つまり、どんなコンディションの車両を購入するにしても、一番重視すべきは車両の価格や程度ではなく、GT-Rを売る「人間」の方ということだ。

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