ホンダZ
N360をベースにして1970年に登場した初の軽自働車のスペシャリティカーで、2ドアハードトップとしてもお馴染み。こちらの魅力はやはりリヤウインドウまわりの処理で、太く、そして黒く縁取られていたことから、水中メガネの愛称で呼ばれている。現在でもうまくアレンジして取り入れられそうなディテールではある。
日産チェリー
1970年に登場したのがチェリー。4ドアセダンもユニークなスタイルだが、2ドアクーペはリヤを背負い込んだようなスタイルがかなりユニークだ。富士山をモチーフにしたものと言われ、当然、後席の開放感はゼロに等しいレベルだった。今ではNGなスタイルだろう。
日産シルビア
シリーズ最後のほうは2ドアクーペスポーツ感全開だった。逆にシリーズ初期はデザインコンシャスだった。初代はクリスプカットという面を活かしたスタイルが時代を先取りしていたし、2代目はうねる面を取り入れた大胆というか、不思議なデザインだった。ハマグリの愛称というのもかなりユニークだ。こちらもチェリー同様に、後席の開放感はゼロ。