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660ccのノンターボしか出られないローカルレース! 「東北660選手権」がいま大盛り上がりしているワケ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

参加者が楽しく走れる雰囲気作りも重視してきた

 学生を中心とする若いドライバーが多いのは、レースの面白さや内容だけが理由じゃなく、金銭的にムリし過ぎずに遊べることだろう。それでいて改造範囲が狭いからこそ車両のセットアップや、走り込みの熱心さは公認レースに引けを取らない。逆にいえばそこまでやらないと勝てないし、イカサマに頼らず規則を遵守している証拠でもある。

レースシーン

 上位のドライバーは軒並み練習量がハンパじゃないし、データの蓄積と活用といった中身も非常に濃厚で、勝つために相応の努力をしているというのが現状。なお冒頭で書いたとおりレースだからといって、パドックの雰囲気がギスギスしていることもない。勝利を至上とする本気組と参加することに意義があるエンジョイ組、それぞれの目的をお互いが尊重し合う空気を作ることも、東北660選手権を立ち上げたときからのテーマだったのだ。

表彰式のシーン

 そして派生イベントもいくつか誕生した。2017年からは東北660ターボGPと東北660耐久レース、これらは新規格だけじゃなく旧規格の車両も参加できる。そして2022年からは東北660選手権・HA36カップと名付けた、文字どおりHA36(NA)のワンメイクレースが開幕する予定だ。公認レースほどお金がかからず規則もいい意味で緩く、お金をかけたモン勝ちにもならない東北660選手権。参加したい人やまずはレースを見たい人は、ぜひともサーキットまで足を運んでみてはいかがだろうか。どのコースも入場料だけで観戦できるので、参加者たちの情熱を肌で感じてほしい!

HA36アルトの走行シーン

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  • 初期のレースのパドックの様子
  • スタート前のシーン
  • 初期のレースシーン
  • 東北660選手権初期のイメージ
  • 車検の様子
  • 初期のSUGOでのレースシーン
  • レースシーン
  • 参加車両のイメージ
  • 表彰式のシーン
  • HA36アルトの走行シーン
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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