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「マツダファン・エンデュランス」に参戦! 素人でも楽しい人気耐久レースに出場して分かったこととは

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 小瀬広明

いよいよ初のマツ耐決勝のステージで走行

 3スティント目は筆者が担当。雨が上がり路面が乾き始めるという、コンディション変化の大きな時間帯でのスティントとなりました。周回するごとに表示される使用燃料を通話で伝えていきます。ピットから伝えられたのは「燃料に余裕があるのでもっとペースを上げてください!」という声。路面状況が良くなり各マシンのペースが上がっていることもあり、もっといける! とのことです。

レースの走行シーン

 しかし、慣れないクルマでペースを上げるのは難しく恐ろしい。ましてや路面状況が読みにくいハーフウエットなら、なおさらのことです。表示されるタイムを見ながら燃費走行はせずにほぼフルアタック状態で走行。他クラスのマシンとの間合いで簡単にタイムを縮めることはできませんが、なんとかポジションをひとつ上げてクラス5位で40分ほどのスティントを無事終了(いつ抜いたかは分かりませんが……)。最終スティントを担当するオーナーの惠木選手にバトンタッチしました。

 惠木選手はペナルティやこれまでの遅れを取り戻そうとプッシュ。しかし、焦りから電子制御を切り忘れ、コーナー途中で切った途端にスピンからクラッシュしてしまいました。なんとかピットに戻り、簡単な応急処置でコースインしましたが大きくポジションを落とすことに……。最終的にクラス8位でチェッカーを受け、なんとか完走を果たしました。

タラレバが出るからレースはやめられない

 終わってからはドライバー皆で反省会。今回初の組み合わせとはいえ、最初からうまくコミュニケーションが取れたおかげで、最後まで走り切ることができました。

 クラッシュしてしまった惠木選手は人生初のクラッシュということで大きく落ち込んでおり、ペナルティを受けてしまった成井選手も「自身がペナルティを受けなければ惠木選手が焦ることはなかった」と反省。筆者も「もっとペースを上げられれば惠木選手が焦らなかったのでは……」と思いました。各々反省し、色々なタラレバが出てくるからこそ「次こそは!」という思いが強くなります。これがレースにハマっていく人の心情なのでしょう。

 ハードルが低くレースという競技が体験できるマツ耐は、レースにハマるきっかけとしては十分すぎるほど充実した内容でした。今回の経験を基に来年はもっと競技に取り組んでみたいと強く思いました。

取材協力:ShMC(ShiriN Motor sports Community)
https://twitter.com/ShMC_ShiriN

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  • 給油シーン
  • レーススタートシーン
  • レースの走行シーン
  • 参戦した4人とともに
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