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新型「エクストレイル」「RAV4」「アウトランダー」でもっともアウトドドア向きSUVは? キメ手は「AC100V/1500W」コンセントでした

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

クルマから給電することができると楽しみの幅が広がる

 新型エクストレイル(T33型)の登場で、ますます活気づいてきた国産ミッドサイズSUV市場。ここでは、アウトドア向きのSUVモデルを検証する。まずは、アウトドアシーンで気になる走行性能と走破性だ。

日産エクストレイル

 新型エクストレイルは可変圧縮比ターボを用いた3気筒1.5Lの発電用エンジンを搭載。新開発の4WDシステム「e-4ORCE」、そしてもちろん「e-POWER」を搭載する日産渾身の新時代SUVとなる。最低地上高はFFで200mm、4WDで185mmと、走破性も文句なしと言っていい。しかも、過去のエクストレイルとは別格の高級感、走りの驚異的な静かさも売りである。

トヨタRAV4

 トヨタを代表するミッドサイズSUVがRAV4だ。先代までのクロスオーバーテイストから一転、現行型はクロスカントリーモデルとして舵を切ったのが大きな特徴。例えば、パッケージングでも後席より荷室を重視したあたりにも、そのキャラクターが顕著に表れている。

 とくにアドベンチャーグレードに搭載されるダイナミックトルクベクタリングコントロール4WD搭載車はオン/オフともに曲がりやすく、一段と走破性に優れた走りを見せてくれるのだから本格だ。

スバル・フォレスター

 全車AWD、2モードから選択できる「X-MODE」を標準装備するスバル・フォレスターは、世界に通用する国産本格SUV、クロスカントリーモデルの1台。低く搭載できる水平対向エンジンのほか、最低地上高220mmというライバルを凌ぐ余裕も大きな特徴だ。

 ちなみにスバル車でおなじみのX-MODEとは、脱出性に特化したモードで、雲泥路、深い積雪路などで威力を発揮する。5グレード中、3グレードにオールシーズンタイヤを履かせているのも本格の証ではないか。

三菱アウトランダーPHEV

 アウトランダーの日本仕様は、現行モデルからPHEVモデルのみとなった、2/3列シートを用意する電動SUVだ。ガソリン満タン、満充電でスタートすれば、航続距離約1000キロという足の長さも自慢のひとつ。極めた電動感の強い走りを見せるものの、BEVと違い電欠の心配がないのもPHEVの強みとなる。

 三菱4WDの要となるS-AWCはツインモーター4WDをベースに、アクティブスタビリティコントロール=ASC、アンチロックブレーキシステム=ABS、ブレーキで左右輪を制御するアクティブヨーコントロール=AYCを統合制御する三菱独自の高度なシステムだ。

 新型では先代が前輪のみだったブレーキ制御を後輪にも拡大。前後輪の分散制御が可能になり、タイヤ1輪あたりの制動力を小さくできるため前後輪の左右輪間の駆動、制動力を最適制御しやすく、高い旋回性能と安定性をもたらしてくれるAYCの効果を一段と効果的に発揮できるようになったのだ。

 ブレーキをつまむ制御を持つSUVはスバルのX-MODEなどほかにもあるが、多くは脱出性に特化。だが、こちらのブレーキ制御は滑りやすい路面はもちろん、AYCの前後左右輪の駆動、制動力差の最適化による旋回性、ライントレース性、意のままの操縦性の達成を目的にした制御としているのが特徴となる。

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