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普通のKカーでもキャンプは十分! キャンプ場なら4WDでなくても楽しめる室内空間の広い軽自動車をお教えします

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: AUTO MESSE WEB

本格的な4WD性能は必要ないことが多い

 ところで、アウトドアに乗っていくクルマは、悪路の走破性に強くなければ不安という考え方も正しくはない。日本のアウトドアフィールドのアクセス路、構内路はしっかりと整備されているのが普通で、最低地上高200mm以上、4WDじゃないとたどり着けないなんてことはほぼない。最低地上高140mm前後(一般的に乗用車の最低地上高)のスーパーハイト系軽自動車でも、まったく問題ないと考えていい(未知のフィールドに足を踏み入れるなら別だが)。

スーパーハイトなeKスペースシリーズ

 整理すると、SUV、クロスオーバーモデルではないフツーの軽自動車でも、2名乗車限定で、後席がフラットに倒せ、荷室スペースが拡大できること。さらに、アウトドアの一歩先にある車中泊にも対応できる前後席~荷室のフルフラットアレンジが可能で、室内高に余裕があれば(1400mm前後)、アウトドアの楽しみを大きく広げてくれる相棒になるに違いない。

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  • 現行型ワゴンR
  • スーパーハイトなeKスペースシリーズ
  • N-BOXでキャンプのイメージ
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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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