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予約殺到! 三菱「デリカミニ」の装備てんこ盛りデモカーを大阪オートメッセで間近に見れます

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: AMW編集部

アウトドアアクティビティを積極的に楽しみたいユーザーにオススメ!

昨年11月に突如としてティザー画像が公開された三菱の新型スーパーハイト軽ワゴン「デリカミニ」。その名前の通り、デリカのテイストを軽自動車に落とし込んだモデルとして、画像が公開されるや否や注目の的となった1台である。

このデリカミニはeKクロス スペースの後継車種として今年の5月に販売がスタートすることがアナウンスされている。基本的なコンポーネンツはeKクロス スペースのものを踏襲しているのはご存知の通りだ。

デリカっぽさを前面に押し出したデザイン

エクステリアはデリカの名前を冠するように、デリカっぽさを前面に押し出したデザインとなっているところが注目ポイント。純粋なデザインだけで言えばeKクロス スペースのダイナミックシールドを採用したフロントマスクのほうが現行デリカD:5に近いのだが、デリカミニのほうがデリカらしく見えるのはデザインの妙と言える。三菱デリカミニのフロントスタイリング

そんなデリカミニ、フロントマスクの印象が大きく変えられているが、じつはフェンダーやボンネットはeKクロス スペースと同じものを使用しているのは驚きだ。

またエクステリアではツートーンカラー仕様だけでなく、モノトーンカラーでもフェンダーまわりはブラックの塗装が施されている。つまり、実質モノトーンカラーでもツートーンカラーに匹敵する手間がかかっているのである。

三菱ならではの装備が盛りだくさん

メカニズム的にはすでにeKクロス スペースの時点で、急な下り坂でもブレーキ操作をせずに一定速度で安定して下ることができる「ヒルディセントコントロール」や、滑りやすい路面で各車輪にブレーキをかけることでタイヤの空転を抑え走破性を高める「グリップコントロール」などが備わっている。これらライバルに対しても高い走破性を誇っていただけに大きな変更はなし。余談になるが、兄弟車関係になる日産のルークスシリーズにはこれらの装備は備わっておらず、三菱ならではの装備だ。

ただ、4WDモデルの足まわりのセッティングに関してはアクティブに使うユーザーが多くなることを考慮して、不整路でもしっかり路面をとらえられるようストローク感が高く、なおかつオンロードでもふらつかない絶妙な味付けになっている。アウトドアアクティビティを積極的に楽しみたいユーザーには、ありがたいものとなっているとのこと。

さらに4WDモデルに関してはタイヤ径が大きくなる165/60R15サイズのタイヤが採用されており(それ以外のグレードでは165/55R15もしくは155/65R14となる)地上高を稼いでいるのも特徴だ。

* * *

さすがに本家デリカD:5のように本格的なオフロード走行までは想定していないものの、少々の悪路であればものともしない仕上がりとなっているのは、デリカの名前を冠する車種としてうれしいところ。すでに予約も殺到しているということなので、気になっているのであれば早めの行動が吉となりそうだ。

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