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29年で32万キロ走行! マツダFD3S「RX−7」をほぼノーマル状態でサーキットを走る理由をオーナーに聞きました

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 石原 康

FDはサーキットやジムカーナでの練習車

近年、久しぶりにモータースポーツ活動を再開したというSさん。実際に競技に挑むのはこのFDではないが、日ごろからサーキットやジムカーナを走行して練習したいと思った時に、「FDで走ればいいじゃん!」と思ってFDでスポーツ走行を始めたそうだ。FDは現在練習用に使っている状況なので、タイムアップを目指した特別なチューニングはしていない。タイヤがややコンフォートよりのパイロットスポーツ4を選択しているのも、クルマ自体の速さは求めていないからだ。

所有序盤にマツダスピードで強化したサスペンションやセミバケットシートなどを装着してもらい、近年サーキット走行に向けてブレーキパッドを変更したくらいとのこと。マフラーも変更されているが、これは純正マフラーが手に入らなかったため変更したそうだ。

外装と同じように内装も比較的シンプル。今ではレアアイテムなマツダスピードのセミバケットシートに、2基目へのエンジン交換の際に同時に変更した280km/hスケールの輸出用メーターが装着されているくらい。サーキット走行となると温度関係のメーターを装着したくなるところだが、Sさんはノーマル然としたインテリアを崩さないように、グローブボックスに水温計を隠している。普段はグローブボックスを閉じて、サーキット走行をするときだけグローブボックスを開いて水温をチェックできるようにしているのだ。水温計が今は無き大森メーターというのも、当時感を感じさせるアイテムと言える。

* * *

Sさんは最近、練習用にNDロードスターのNR-Aを注文したとのことで、FDでのスポーツ走行機会は減るかもしれないと語ってくれたが、このFDを手放すつもりはないとのこと。これからも大切に距離を刻み続けてほしいと思う1台だ。

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