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「ロータス・コーティナ」を30年で3台乗り継いだ理由とは? 国際ラリーで優勝したフォード・ワークスカーを紹介します!

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一

ロータス製エンジンを積んだワークスカーの走りは格別

鎌田さんにとって3台目のコーティナは、ラリー競技に必要なものや、長丁場の走行のために増設された燃料タンクなどはあるが、グループ2の規定なので基本的にノーマル。細部に若干の変更点もあるが、ロータス製エンジン以外はすべてフォードのパーツが使用されている。

その操縦性はというと、コーナリングでは鼻先がスッと入っていき、とにかく曲がりやすいという。ロータス製エンジンは絶対的な馬力を追求しているわけではないが、高回転まで軽快に回る。キャリパーもノーマルのままだがブレーキの利きは良く、軽さを感じさせるボディの恩恵か、とにかく運動性能が優れていることに驚いたそうだ。

そうしたワークスカーでのBCM参加も3回目となった鎌田さん、一昨年には2位を獲得している。第30回目を記念する今大会は、鎌田さん自身もコーティナに乗るようになって30年目という節目である。

これからもコーティナでラリーを楽しみたい

今回のBMCのスタート地点は、焼き物の里・岐阜県土岐市の「織部ヒルズ」。このイベントの30年前の初開催のときと同じ場所だ。ヒストリックカー・ラリーゆえ、コマ図と言われるルートマップに記されたコースを、主催者が指示した速度になるべく近く正確に走って、数カ所に設けられたチェックポイントを通過する形式だ。

初日は木曽の山岳路から日本海へと向かうコース、2日目は愛知県岡崎市へと向かうルートで、イベント名の「マラソン」のとおり、1日の走行距離は約350kmというロングランとなっている。

鎌田さんの赤いロータス・コーティナは初日は暫定順位5位という好成績で終え、十分優勝を狙えるポジションにいたものの、残念ながら2日目にポジションを落としてしまったようで、総合13位のリザルトに。苦笑いしながら、また来年もコーティナとともにBCMを楽しみたいと笑う鎌田さんであった。

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