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トヨタ「スターレット」で52歳単身「パイクスピーク」にチャレンジ! なぜ200馬力の非力なマシンで挑戦するのか?

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

52歳。チャレンジするのはそろそろ最後のチャンス

八木選手がトヨタ スターレットをチョイスしたのはラリーを楽しんでいた頃のことだ。

「2輪駆動モデルのブームがあったんです。地方戦にはGC8インプレッサで参戦していたんですが、そのときに手に入れたのがこれでして」

ほかにも候補はあったが、一番しっくりくるのがスターレッドだったとのこと。

パイクスピークへのチャレンジの構想をじんわりと八木選手が持ち始めたちょうどその頃、知り合いの経験者である小林選手がパイクスピークへの挑戦を終えるタイミングと重なってしまった。そこで、今回は現地への事前視察もナシでの参戦となる。

今回のパイクスピークのクラス分けは、ポルシェ・パイクスピーク・トロフィbyヨコハマ、パイクスピーク・オープン、タイムアタック 1、オープンホイール、アンリミテッド、エキシビションの6部門で、八木選手が参戦するのはパイクスピーク・オープン。

500psや600psというモンスターマシンが数多くある中で、スターレットはエンジンのスワップなどもなく、その出力は「200psくらいかな」という。少し心もとない感じもするが、車両は軽量だ。今回のパイクスピークへの挑戦に合わせて安全タンクを装着し、太いロールケージを組み入れた。パイクスピークらしく、スポイラーやウイングを立ててはあるものの、基本的には国内でのBRIGシリーズ参戦車両のまま。

トヨタ スターレット

「ここまでやるのに、けっこうお金がかかっちゃいましたからね。3年計画といいたいところですが、2年計画で、今年はまず様子見といった感じで参戦してきます」

まずは今年参戦してみて、足りないところやさらに手を加えるところを見極めていくという。

パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム第101回大会の公式スケジュールは、2023年6月19日(月)に公開車検、20日(火)から4日間の練習走行および予選セッションが行われ、23日(金)の夕方にはファンフェスタが開催される。そして25日(日)にパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム決勝が行われる予定となっている。

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